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劇団M.M.Cが豊橋で公演

北斎の晩年と江戸庶民の暮らしぶりを描いたミュージカル=プラットで
北斎の晩年と江戸庶民の暮らしぶりを描いたミュージカル=プラットで
北斎の「絵」への情熱を表現した舞台
北斎の「絵」への情熱を表現した舞台

浮世絵に懸けた北斎の情熱と苦悩

 江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎の生涯にスポットを当てた「劇団M.M.C」のミュージカル「HOKUSAIラプソディア2023」が2~3日、豊橋市の「穂の国とよはし芸術劇場プラット」主ホールで開かれた。サンライズコーポレーション主催、東愛知新聞社など後援。
 下谷山伏町歌けん(元劇団四季の故石井健三)さんが、長年の親交があった同劇団主宰の天野まりさんに託した遺作。天野さんが脚本と演出を手掛け、元劇団四季プリンシパルの柳瀬大輔さんが北斎役を演じた。ほかのキャストはオーディションで選ばれた同劇団豊橋支部メンバーを中心とした地元の有志らが担当、稽古の成果を堂々と舞台で披露した。
 北斎の作品をスクリーンに映しながら、北斎の豪快さや「描くこと」だけに対する情熱や苦悩を数々のエピソードで紹介、当時の江戸庶民の文化や暮らしぶりなどもいきいきと描いた。
 テンポよく進む物語に和太鼓演奏やバレエ、げたを履いての軽やかなタップダンスなどを交えた斬新な演出で、来場者を北斎の世界に引き込んだ。
【田中博子】

浮世絵に懸けた北斎の情熱と苦悩

 江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎の生涯にスポットを当てた「劇団M.M.C」のミュージカル「HOKUSAIラプソディア2023」が2~3日、豊橋市の「穂の国とよはし芸術劇場プラット」主ホールで開かれた。サンライズコーポレーション主催、東愛知新聞社など後援。
 下谷山伏町歌けん(元劇団四季の故石井健三)さんが、長年の親交があった同劇団主宰の天野まりさんに託した遺作。天野さんが脚本と演出を手掛け、元劇団四季プリンシパルの柳瀬大輔さんが北斎役を演じた。ほかのキャストはオーディションで選ばれた同劇団豊橋支部メンバーを中心とした地元の有志らが担当、稽古の成果を堂々と舞台で披露した。
 北斎の作品をスクリーンに映しながら、北斎の豪快さや「描くこと」だけに対する情熱や苦悩を数々のエピソードで紹介、当時の江戸庶民の文化や暮らしぶりなどもいきいきと描いた。
 テンポよく進む物語に和太鼓演奏やバレエ、げたを履いての軽やかなタップダンスなどを交えた斬新な演出で、来場者を北斎の世界に引き込んだ。
【田中博子】

北斎の晩年と江戸庶民の暮らしぶりを描いたミュージカル=プラットで
北斎の晩年と江戸庶民の暮らしぶりを描いたミュージカル=プラットで
北斎の「絵」への情熱を表現した舞台
北斎の「絵」への情熱を表現した舞台

カテゴリー:社会・経済

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