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絶品赤身の赤羽根ロコビーフPR

ホルスタイン子牛の様子を見る和斗さん
ホルスタイン子牛の様子を見る和斗さん
赤羽根ロコビーフ
赤羽根ロコビーフ

田原の畜産業・鈴木さんが精肉店とコラボ

 田原市赤羽根町の畜産農家鈴木和斗さんと妻智香さんは、育てたホルスタイン去勢牛を「赤羽根ロコビーフ」と名付けて独自ブランド化し、上質な赤身のおいしさをPRしている。
 和斗さんは就農3年目の3代目。祖父の代から畜産を始め、2カ所の牛舎をリフォームしながら受け継いでいる。
 飼育しているのは2カ月から21カ月までの計160頭。ホルスタインは和牛などと比べると肉が付きにくく、脂も乗りにくい。その分、赤身はあっさりとした柔らかい味わいが楽しめる。
 業界全体では交雑牛や和牛への移行が進められており、和斗さんも勧められた。だが、和牛をうまく育てるには、しっかり脂を乗せながら大きくするためのビタミンコントロールの技術が重要になる。他の農家と競合するより、ホルスタインの赤身の良さをPRしていくことに決めた。「赤身があるから霜降りの良さが、霜降りがあるから赤身の良さが分かる。低価格で高たんぱく低脂質のヘルシーな赤身を広めていきたい」と語る。
 ブランド化のきっかけは昨年8月末頃のこと。「機械的に牛肉を作るのは面白くない」と考えていた夫妻に、市内でクラフトビールの醸造を始めた友人から、牛に与えるビールかすを提供できると申し出があった。
 クオリティーを上げるなら、オリジナリティーも出したいと考えて、県の6次産業化サポートセンターや、共通の友人で「高橋精肉店」の高橋利典さんに相談。赤羽根ロコビーフとして高橋精肉店とコラボし、2月にブランド化した。7月にはその取り組みが評価され、田原市の地域資源や特性を生かした産品でつくる「渥美半島たはらブランド」に認定された。
 精肉店とのコラボ効果は大きく、消費者の声を聞きながらやっていけることに大きなモチベーションを感じるという。和斗さんは「もっとたくさん売っていきたい。友人のビールとのコラボもしていきたい」と抱負を語った。
 赤羽根ロコビーフの問い合わせは高橋精肉店(0531・22・0078)へ。
【岸侑輝】

田原の畜産業・鈴木さんが精肉店とコラボ

 田原市赤羽根町の畜産農家鈴木和斗さんと妻智香さんは、育てたホルスタイン去勢牛を「赤羽根ロコビーフ」と名付けて独自ブランド化し、上質な赤身のおいしさをPRしている。
 和斗さんは就農3年目の3代目。祖父の代から畜産を始め、2カ所の牛舎をリフォームしながら受け継いでいる。
 飼育しているのは2カ月から21カ月までの計160頭。ホルスタインは和牛などと比べると肉が付きにくく、脂も乗りにくい。その分、赤身はあっさりとした柔らかい味わいが楽しめる。
 業界全体では交雑牛や和牛への移行が進められており、和斗さんも勧められた。だが、和牛をうまく育てるには、しっかり脂を乗せながら大きくするためのビタミンコントロールの技術が重要になる。他の農家と競合するより、ホルスタインの赤身の良さをPRしていくことに決めた。「赤身があるから霜降りの良さが、霜降りがあるから赤身の良さが分かる。低価格で高たんぱく低脂質のヘルシーな赤身を広めていきたい」と語る。
 ブランド化のきっかけは昨年8月末頃のこと。「機械的に牛肉を作るのは面白くない」と考えていた夫妻に、市内でクラフトビールの醸造を始めた友人から、牛に与えるビールかすを提供できると申し出があった。
 クオリティーを上げるなら、オリジナリティーも出したいと考えて、県の6次産業化サポートセンターや、共通の友人で「高橋精肉店」の高橋利典さんに相談。赤羽根ロコビーフとして高橋精肉店とコラボし、2月にブランド化した。7月にはその取り組みが評価され、田原市の地域資源や特性を生かした産品でつくる「渥美半島たはらブランド」に認定された。
 精肉店とのコラボ効果は大きく、消費者の声を聞きながらやっていけることに大きなモチベーションを感じるという。和斗さんは「もっとたくさん売っていきたい。友人のビールとのコラボもしていきたい」と抱負を語った。
 赤羽根ロコビーフの問い合わせは高橋精肉店(0531・22・0078)へ。
【岸侑輝】

ホルスタイン子牛の様子を見る和斗さん
ホルスタイン子牛の様子を見る和斗さん
赤羽根ロコビーフ
赤羽根ロコビーフ

カテゴリー:社会・経済

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