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豊橋市中央図書館で縄文時代の食生活を紹介する企画展

縄文時代の豊かな食生活を解説する岩瀬さん=豊橋市中央図書館で
縄文時代の豊かな食生活を解説する岩瀬さん=豊橋市中央図書館で

 豊橋市中央図書館で、東三河の縄文時代の食生活を紹介する企画展「グルメだった縄文人~海と山~東三河の縄文時代」が開かれている。11月26日まで。 
 縄文土器の出現で、旧石器時代の「焼く」か「生」しかなかった食べ方から「煮炊き」が加わった。大きく食生活が変化した様子をパネルで展示する。
 東三河に豊川(とよがわ)が流れ、太平洋と三河湾に面するなど水産資源に恵まれている。また、山には主食のドングリや栗などがあり、鹿やイノシシが生息していた。本紙で同名の連載を執筆中の岩瀬彰利副館長は「東三河の縄文人の豊かな生活ぶりを知ってほしい」と話す。岩瀬さんが研究する牟呂貝塚群での干し貝の生産のシステムも説明する。
 期間中に連続講座「縄文人の食生活」を開く。参加者を募集している。
 22日に名古屋大学の山本直人名誉教授が縄文人の植物食を解説する。11月4日に岩瀬さんが、干し貝を生産をしていた加工場型の貝塚を取り上げる。
 いずれも午後1時半から。入場無料。事前申し込みが必要。問い合わせは豊橋市中央図書館(0532・31・3131)へ。
【北川壱暉】

 豊橋市中央図書館で、東三河の縄文時代の食生活を紹介する企画展「グルメだった縄文人~海と山~東三河の縄文時代」が開かれている。11月26日まで。 
 縄文土器の出現で、旧石器時代の「焼く」か「生」しかなかった食べ方から「煮炊き」が加わった。大きく食生活が変化した様子をパネルで展示する。
 東三河に豊川(とよがわ)が流れ、太平洋と三河湾に面するなど水産資源に恵まれている。また、山には主食のドングリや栗などがあり、鹿やイノシシが生息していた。本紙で同名の連載を執筆中の岩瀬彰利副館長は「東三河の縄文人の豊かな生活ぶりを知ってほしい」と話す。岩瀬さんが研究する牟呂貝塚群での干し貝の生産のシステムも説明する。
 期間中に連続講座「縄文人の食生活」を開く。参加者を募集している。
 22日に名古屋大学の山本直人名誉教授が縄文人の植物食を解説する。11月4日に岩瀬さんが、干し貝を生産をしていた加工場型の貝塚を取り上げる。
 いずれも午後1時半から。入場無料。事前申し込みが必要。問い合わせは豊橋市中央図書館(0532・31・3131)へ。
【北川壱暉】

縄文時代の豊かな食生活を解説する岩瀬さん=豊橋市中央図書館で
縄文時代の豊かな食生活を解説する岩瀬さん=豊橋市中央図書館で

カテゴリー:社会・経済

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