文字の大きさ

丸山薫賞、桑田さんに正賞楯など贈呈

30回目の丸山薫賞に選ばれた桑田さん㊨=ホテルアソシア豊橋で
30回目の丸山薫賞に選ばれた桑田さん㊨=ホテルアソシア豊橋で

 詩の全国公募「第30回丸山薫賞」(豊橋市、運営委員会主催)の贈呈式が20日、豊橋市の「ホテルアソシア豊橋」であった。今年度受賞作「ヘビと隊長」(詩遊社刊)の桑田今日子さんに正賞楯などが贈られた。
 自身初の詩集で受賞した。桑田さんは「心のよりどころを求めて書店で詩集を手に取ったのが創作の原点。味気ない日常に彩りを与えてくれた」と詩との出合いを振り返った。受賞について「光栄であり身の引き締まる思い。日常にきらめく瞬間を見逃さないよう、これからも精進したい」と述べた。
 受賞作は、師事した冨上芳秀さんが主宰する同人詩誌「詩遊」で10年間にわたり発表した作品をまとめた記念詩集。
 この日は浅井由崇市長が表彰状と記念楯、副賞100万円の目録を手渡した。浅井市長は「何気ない日常からユーモアを抽出するところが面白い。同世代の一人として人生の後悔など共感できるフレーズも多い」と受賞をたたえた。
 運営委員会は30回の節目を祝い、歴代の受賞作をまとめた記念誌を作った。市中央図書館で31日まで「丸山薫賞パネル展」を開催中。歴代受賞作や丸山の愛用品なども展示している。月曜と27日休館。
【加藤広宣】

 詩の全国公募「第30回丸山薫賞」(豊橋市、運営委員会主催)の贈呈式が20日、豊橋市の「ホテルアソシア豊橋」であった。今年度受賞作「ヘビと隊長」(詩遊社刊)の桑田今日子さんに正賞楯などが贈られた。
 自身初の詩集で受賞した。桑田さんは「心のよりどころを求めて書店で詩集を手に取ったのが創作の原点。味気ない日常に彩りを与えてくれた」と詩との出合いを振り返った。受賞について「光栄であり身の引き締まる思い。日常にきらめく瞬間を見逃さないよう、これからも精進したい」と述べた。
 受賞作は、師事した冨上芳秀さんが主宰する同人詩誌「詩遊」で10年間にわたり発表した作品をまとめた記念詩集。
 この日は浅井由崇市長が表彰状と記念楯、副賞100万円の目録を手渡した。浅井市長は「何気ない日常からユーモアを抽出するところが面白い。同世代の一人として人生の後悔など共感できるフレーズも多い」と受賞をたたえた。
 運営委員会は30回の節目を祝い、歴代の受賞作をまとめた記念誌を作った。市中央図書館で31日まで「丸山薫賞パネル展」を開催中。歴代受賞作や丸山の愛用品なども展示している。月曜と27日休館。
【加藤広宣】

30回目の丸山薫賞に選ばれた桑田さん㊨=ホテルアソシア豊橋で
30回目の丸山薫賞に選ばれた桑田さん㊨=ホテルアソシア豊橋で

カテゴリー:社会・経済 / 芸能・文化

 PR

PR