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「ひとすじの会」を群馬テレビが取材

取材を受ける宮下理事長=カットハウス孫太朗で
取材を受ける宮下理事長=カットハウス孫太朗で
「ひとすじの会」を群馬テレビが取材

 豊橋市のNPO法人「ひとすじの会」が27日、群馬県のテレビネットワーク「群馬テレビ」から取材を受けた。市の製糸業の先駆者、小渕志ち(1847~1929年)と、志ちを題材にした2016年上演の市民演劇「ひとすじの糸」がテーマ。
 志ちは上野国勢多郡石井村(群馬県前橋市)出身。幼い頃から糸作りの技術を学び、32歳で駆け落ちして渥美郡二川町(豊橋市二川町)に移り住み、後の「糸徳製糸」となる製糸工場を立ち上げた。経営の傍らで同業組合の結成を助けるなど、製糸業発展の功績で豊橋市から顕彰されている。
 群馬テレビは群馬県の伝統や歴史を紹介するご当地番組「ぐんま!トリビア図鑑」の中で志ちを取り上げ、専門家や当時の関係者の子孫などの話を元にその波乱の人生を紹介している。
 取材を受けたひとすじの会の宮下孫太朗理事長は長野県出身。製糸業が盛んな地元でカイコがクワの葉をかじる音を聞いて育ったという。故里の思い出に重ねて「志ちのことをなんとしても伝えたいと思った。地元の偉人のことと、そのつながりを知ってほしい」などと語った。
 番組は11月21日放送。配信サービス「エムキャス」=QRコード=で見られる。
【岸侑輝】

 豊橋市のNPO法人「ひとすじの会」が27日、群馬県のテレビネットワーク「群馬テレビ」から取材を受けた。市の製糸業の先駆者、小渕志ち(1847~1929年)と、志ちを題材にした2016年上演の市民演劇「ひとすじの糸」がテーマ。
 志ちは上野国勢多郡石井村(群馬県前橋市)出身。幼い頃から糸作りの技術を学び、32歳で駆け落ちして渥美郡二川町(豊橋市二川町)に移り住み、後の「糸徳製糸」となる製糸工場を立ち上げた。経営の傍らで同業組合の結成を助けるなど、製糸業発展の功績で豊橋市から顕彰されている。
 群馬テレビは群馬県の伝統や歴史を紹介するご当地番組「ぐんま!トリビア図鑑」の中で志ちを取り上げ、専門家や当時の関係者の子孫などの話を元にその波乱の人生を紹介している。
 取材を受けたひとすじの会の宮下孫太朗理事長は長野県出身。製糸業が盛んな地元でカイコがクワの葉をかじる音を聞いて育ったという。故里の思い出に重ねて「志ちのことをなんとしても伝えたいと思った。地元の偉人のことと、そのつながりを知ってほしい」などと語った。
 番組は11月21日放送。配信サービス「エムキャス」=QRコード=で見られる。
【岸侑輝】

取材を受ける宮下理事長=カットハウス孫太朗で
取材を受ける宮下理事長=カットハウス孫太朗で
「ひとすじの会」を群馬テレビが取材

カテゴリー:社会・経済

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