般若心経の木彫り作品寄贈 医王寺に新城の上野さん
新城市乗本の元小中学校校長、上野道弘さん(65)が、般若心経の木彫り作品を同市長篠の医王寺に寄贈した。
畳1枚分の縦91㌢、横182㌢のベニヤ板に彫った。2年前から続けた写経が200枚以上になっている。趣味の彫刻で取り組もうと4月から始め、10月上旬に完成させた。
カッターナイフで字を縁取り、彫刻刀で彫り続けた。「彫る場所を間違えないように注意しました。ニスで仕上げると色の濃淡が際立ちました」と上野さん。
菩提寺(ぼだいじ)でもある医王寺に贈ることにし、岡村将志住職が受け取った。作品は昨年に改築したばかりの位牌堂入り口に飾られた。
上野さんの家族は代々が医王寺の檀家。祖父和成さんは1931年にさい銭箱を寄贈している。「生きている証しを残したかった。多くの人に見てもらいたい」と話した。
【安藤聡】
新城市乗本の元小中学校校長、上野道弘さん(65)が、般若心経の木彫り作品を同市長篠の医王寺に寄贈した。
畳1枚分の縦91㌢、横182㌢のベニヤ板に彫った。2年前から続けた写経が200枚以上になっている。趣味の彫刻で取り組もうと4月から始め、10月上旬に完成させた。
カッターナイフで字を縁取り、彫刻刀で彫り続けた。「彫る場所を間違えないように注意しました。ニスで仕上げると色の濃淡が際立ちました」と上野さん。
菩提寺(ぼだいじ)でもある医王寺に贈ることにし、岡村将志住職が受け取った。作品は昨年に改築したばかりの位牌堂入り口に飾られた。
上野さんの家族は代々が医王寺の檀家。祖父和成さんは1931年にさい銭箱を寄贈している。「生きている証しを残したかった。多くの人に見てもらいたい」と話した。
【安藤聡】