明治神宮大会 豊川高が驚異の粘りで4強
「第54回明治神宮野球大会」高校の部で16日、東海代表の豊川が登場。延長十一回に逆転サヨナラ勝ちで四国代表の高知を下し、4強進出を決めた。
4点を先制され迎えた六回、1死一、二塁でモイセエフが右越え二塁打を放ち1点を返した。2死二、三塁から北田の右前適時打で2点を加え、1点差。七回は2死三塁から林が右前適時打を放ち、同点に追いついた。その後、高知に2点を勝ち越された最終回、1死二、三塁から高橋の左前適時打とモイセエフの右犠飛で再び追いついた。
タイブレークとなった延長十回、互いに1点ずつを挙げた。十一回に1点を取られたが豊川はこの試合3安打の高橋が前進守備の中堅手の頭を越える2点二塁打を放ち、逆転サヨナラ勝ち。高橋はガッツポーズし、ベンチから飛び出した仲間たちと抱き合った。
好投手から放った一打について、高橋は「絶対に打つという気持ちで打席に入った。直球に振り負けることなく打てた」と振り返った。
1安打2打点のモイセエフは、反撃の口火となった六回の第3打席について「変化球にタイミングが合っていなかったので、スライダーが来ると思っていた。うまく反応できた」と話した。
長谷川裕記監督は、十一回の攻撃について「投手をつぎ込んでいたので、この回で決めるつもりだった。高橋が緊迫した場面でよくカバーしてくれた」と勝負強さを評価した。次戦に向けては「粘り強い戦いをして、絶対に諦めない気持ちで戦いたい」と意気込んだ。
準決勝は19日、星稜(近畿)と青森山田(東北)の勝者と対戦する。
【北川壱暉】
「第54回明治神宮野球大会」高校の部で16日、東海代表の豊川が登場。延長十一回に逆転サヨナラ勝ちで四国代表の高知を下し、4強進出を決めた。
4点を先制され迎えた六回、1死一、二塁でモイセエフが右越え二塁打を放ち1点を返した。2死二、三塁から北田の右前適時打で2点を加え、1点差。七回は2死三塁から林が右前適時打を放ち、同点に追いついた。その後、高知に2点を勝ち越された最終回、1死二、三塁から高橋の左前適時打とモイセエフの右犠飛で再び追いついた。
タイブレークとなった延長十回、互いに1点ずつを挙げた。十一回に1点を取られたが豊川はこの試合3安打の高橋が前進守備の中堅手の頭を越える2点二塁打を放ち、逆転サヨナラ勝ち。高橋はガッツポーズし、ベンチから飛び出した仲間たちと抱き合った。
好投手から放った一打について、高橋は「絶対に打つという気持ちで打席に入った。直球に振り負けることなく打てた」と振り返った。
1安打2打点のモイセエフは、反撃の口火となった六回の第3打席について「変化球にタイミングが合っていなかったので、スライダーが来ると思っていた。うまく反応できた」と話した。
長谷川裕記監督は、十一回の攻撃について「投手をつぎ込んでいたので、この回で決めるつもりだった。高橋が緊迫した場面でよくカバーしてくれた」と勝負強さを評価した。次戦に向けては「粘り強い戦いをして、絶対に諦めない気持ちで戦いたい」と意気込んだ。
準決勝は19日、星稜(近畿)と青森山田(東北)の勝者と対戦する。
【北川壱暉】