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県の生物多様性企業認証式に豊橋・紅久出席

認証式で大村秀章知事と記念撮影する三浦さん㊨=県庁で(提供)
認証式で大村秀章知事と記念撮影する三浦さん㊨=県庁で(提供)

 今年度「あいち生物多様性企業認証」の認証を受けた豊橋市神野新田町の金属リサイクル総合商社「紅久」が、県庁であった認証式に出席した。
 認証を受けるには、組織の方針・体制などに加え▽豊かな生態系をまもる▽生息生育空間をつなげる▽生きものの恵みをつかう▽人と自然との共生をひろめる-の四つの基本方針を踏まえた評価項目で基準を満たす必要がある。
 同社は、NPO法人「朝倉川育水フォーラム」と深い関わりを持ち、創立の頃からビオトープづくりに参加し、市内を流れる朝倉川周辺の環境整備活動に社員が積極的に参加するとともに、活動を支援してきた。
 また本業で創り出す金属リサイクル原料は都市鉱山とも呼ばれる重要な資源で、CO2削減に大きく貢献する環境負荷低減商品になっている。さらに小型家電リサイクル工程で発生する廃プラスチックを100%リサイクルすることで、マイクロプラスチックの流出防止に貢献している。
 社長の三浦裕司さんは「今後も生物多様性など自然環境を守るための社会奉仕活動に積極的に参加し、地球環境の保全に直結する社業にまい進したい」と語った。
 同社は江戸時代創業。7代にわたり当主が「紅屋久兵衛」を襲名し紅花商を営んだ後、1902年に金属リサイクル業を始めた。現在は東三河地区に4カ所の工場と浜松市に子会社の「中村金属興業」を有し、金属リサイクルとその周辺事業を展開している。
【竹下貴信】

 今年度「あいち生物多様性企業認証」の認証を受けた豊橋市神野新田町の金属リサイクル総合商社「紅久」が、県庁であった認証式に出席した。
 認証を受けるには、組織の方針・体制などに加え▽豊かな生態系をまもる▽生息生育空間をつなげる▽生きものの恵みをつかう▽人と自然との共生をひろめる-の四つの基本方針を踏まえた評価項目で基準を満たす必要がある。
 同社は、NPO法人「朝倉川育水フォーラム」と深い関わりを持ち、創立の頃からビオトープづくりに参加し、市内を流れる朝倉川周辺の環境整備活動に社員が積極的に参加するとともに、活動を支援してきた。
 また本業で創り出す金属リサイクル原料は都市鉱山とも呼ばれる重要な資源で、CO2削減に大きく貢献する環境負荷低減商品になっている。さらに小型家電リサイクル工程で発生する廃プラスチックを100%リサイクルすることで、マイクロプラスチックの流出防止に貢献している。
 社長の三浦裕司さんは「今後も生物多様性など自然環境を守るための社会奉仕活動に積極的に参加し、地球環境の保全に直結する社業にまい進したい」と語った。
 同社は江戸時代創業。7代にわたり当主が「紅屋久兵衛」を襲名し紅花商を営んだ後、1902年に金属リサイクル業を始めた。現在は東三河地区に4カ所の工場と浜松市に子会社の「中村金属興業」を有し、金属リサイクルとその周辺事業を展開している。
【竹下貴信】

認証式で大村秀章知事と記念撮影する三浦さん㊨=県庁で(提供)
認証式で大村秀章知事と記念撮影する三浦さん㊨=県庁で(提供)

カテゴリー:社会・経済

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