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豊橋の普仙寺で本堂落慶式

新しくなった本堂=普仙寺で
新しくなった本堂=普仙寺で
本堂完成を祝う稚児行列
本堂完成を祝う稚児行列

 豊橋市牟呂の普仙寺で23日、本堂の修繕工事完了を祝う落慶式があった。檀家や地域の人ら200人以上が参列した。
 1901年に建立された本堂は、柱が傾くなど老朽化していた。安心して檀家や地域の人に使ってほしいと、昨年4月から修繕工事を進めてきた。
 柱の傾きを直し、地震対策で屋根の土瓦をチタン瓦に変えた。本堂入り口にスロープを設けるなど、安全性や利便性も向上させた。安置している仏像5体も修復した。
 この日は稚児行列もあった。0歳から小学生までの約100人がピンクやオレンジの衣装をまとい、保護者らに付き添われながら境内や周辺を練り歩いた。
 加藤良光住職(68)は「東日本大震災で寺が崩れる場面を見て、他人事ではないと思っていた。この日を迎えられ、今までの課題を果たせたとほっとしている」と笑顔を見せた。「年中行事やコンサートを復活させて、地域の人や檀家の心のよりどころになれるように、努めていきたい」と語った。
【北川壱暉】

 豊橋市牟呂の普仙寺で23日、本堂の修繕工事完了を祝う落慶式があった。檀家や地域の人ら200人以上が参列した。
 1901年に建立された本堂は、柱が傾くなど老朽化していた。安心して檀家や地域の人に使ってほしいと、昨年4月から修繕工事を進めてきた。
 柱の傾きを直し、地震対策で屋根の土瓦をチタン瓦に変えた。本堂入り口にスロープを設けるなど、安全性や利便性も向上させた。安置している仏像5体も修復した。
 この日は稚児行列もあった。0歳から小学生までの約100人がピンクやオレンジの衣装をまとい、保護者らに付き添われながら境内や周辺を練り歩いた。
 加藤良光住職(68)は「東日本大震災で寺が崩れる場面を見て、他人事ではないと思っていた。この日を迎えられ、今までの課題を果たせたとほっとしている」と笑顔を見せた。「年中行事やコンサートを復活させて、地域の人や檀家の心のよりどころになれるように、努めていきたい」と語った。
【北川壱暉】

新しくなった本堂=普仙寺で
新しくなった本堂=普仙寺で
本堂完成を祝う稚児行列
本堂完成を祝う稚児行列

カテゴリー:社会・経済

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