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新城の鈴木製茶が国際コンで優秀賞獲得

優秀賞の賞状を持つ鈴木さん=新城市一鍬田で
優秀賞の賞状を持つ鈴木さん=新城市一鍬田で
4月に開いた白茶のワークショップ(提供)
4月に開いた白茶のワークショップ(提供)

 茶葉からいれる「リーフ茶」の国際コンテスト「ザ・リーフィーズ2023」(英国ティーアカデミー主催)で、新城市作手田代の「鈴木製茶」が出品した「ほうじ茶特選」と「白茶」が部門優秀賞に選ばれた。代表の鈴木克也さんは「高い評価が得られてうれしい」と話した。
 コンテストは茶の味や香りなどを競う。昨年から始まり、今年で2回目。世界から茶葉320種類が出品され、8カ国12人が英国で10月に審査した。
 鈴木製茶は、緑茶日本地区部門に「ほうじ茶特選」を、その他部門に「白茶」を出した。5月までに摘み取り、9月に英国へ送った。
 中でも白茶は手摘みして天日で乾燥させて作る。再審査を経て100点満点中64点だった。「ほうじ茶はいつも通りに作った。白茶は今年から新たに取り組み、評価が得られた。4月に畑で開いたワークショップ参加者にも受賞を伝えました」と語る。
 今回が初出品。困難が続いた。春先には害虫被害が、6月2日の東三河豪雨では豊川(とよがわ)沿岸の畑が水没したり、資材が流されたりする被害があった。だが10月に受賞の知らせがあり、11月下旬に賞状が届いた。「上半期に苦難が続いただけに、うれしい知らせでした」と振り返る。
 市内の作手地区と一鍬田など計6㌶の茶畑で祖父や妻ら家族で栽培と製造を続ける。「来年も挑戦したい」と語る。
【安藤聡】

 茶葉からいれる「リーフ茶」の国際コンテスト「ザ・リーフィーズ2023」(英国ティーアカデミー主催)で、新城市作手田代の「鈴木製茶」が出品した「ほうじ茶特選」と「白茶」が部門優秀賞に選ばれた。代表の鈴木克也さんは「高い評価が得られてうれしい」と話した。
 コンテストは茶の味や香りなどを競う。昨年から始まり、今年で2回目。世界から茶葉320種類が出品され、8カ国12人が英国で10月に審査した。
 鈴木製茶は、緑茶日本地区部門に「ほうじ茶特選」を、その他部門に「白茶」を出した。5月までに摘み取り、9月に英国へ送った。
 中でも白茶は手摘みして天日で乾燥させて作る。再審査を経て100点満点中64点だった。「ほうじ茶はいつも通りに作った。白茶は今年から新たに取り組み、評価が得られた。4月に畑で開いたワークショップ参加者にも受賞を伝えました」と語る。
 今回が初出品。困難が続いた。春先には害虫被害が、6月2日の東三河豪雨では豊川(とよがわ)沿岸の畑が水没したり、資材が流されたりする被害があった。だが10月に受賞の知らせがあり、11月下旬に賞状が届いた。「上半期に苦難が続いただけに、うれしい知らせでした」と振り返る。
 市内の作手地区と一鍬田など計6㌶の茶畑で祖父や妻ら家族で栽培と製造を続ける。「来年も挑戦したい」と語る。
【安藤聡】

優秀賞の賞状を持つ鈴木さん=新城市一鍬田で
優秀賞の賞状を持つ鈴木さん=新城市一鍬田で
4月に開いた白茶のワークショップ(提供)
4月に開いた白茶のワークショップ(提供)

カテゴリー:社会・経済

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