「東三河魅力発見ノート」が完成

イラストは佐野さんが担当

　東三河県庁は「東三河魅力発見ノート」を作った。イラストレーターは豊橋を題材にした漫画「だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん！」の作者佐野妙さん。11日以降に東三河の小学４年生全員に配る。
　昨年度から、東三河地域出身者の地元への定着や将来的なＵターン就職を促進するため、地元について学ぶ学習がある小学４年生向けに、郷土の暮らしやすさや働きやすさの魅力を伝えるパンフレットを作っている。今回はその第２弾。
　表紙は、東三河８市町村の代表的なお出かけスポットや祭りなどを写真付きで紹介する。そして東三河の海、山、まちでの暮らしなどについて漫画で描く。
　２～４㌻は、「東三河で輝く人紹介」。当地で活躍している６人が４コマ漫画で登場する。東京から移住した豊橋市まちなか図書館の種田澪館長や「渥美半島とまとランドトマト王子」の小川浩康さんら６人で、佐野さん本人も。欄外に東三河の小学４年生へのメッセージを載せた。
　５～６㌻で東三河の暮らしやすさや働きやすさなどの魅力を、経済指標などを交えてＰＲ。東三河を一つの県と仮定した場合、全国の都道府県と比較しても上位に入ることをも紹介する。
　最終ページは、東三河８市町村の名所を地図と親しみやすいイラストとともに案内する。
　Ａ４判フルカラーで１万５００部発行。ＰＤＦ版は、東三河県庁のポータルサイト「穂っとネット東三河」＝ＱＲコード＝で、ダウンロードできる。
【山田一晶】