新城市鳳来寺山自然科学博物館が特別展「博物館60年の軌跡」
新城市鳳来寺山自然科学博物館は、特別展「博物館60年の軌跡」を開いている。旧田口鉄道自然科学博物館を前身に1963年4月に開館した60年の活動を伝える。来年3月31日まで。
博物館誕生からの年表、教育普及、展示活動、収集保存、調査研究など8テーマを計24枚のパネルで説明する。当初から発行してきた館報や、収蔵する鉱物、標本なども展示する。
誕生の経緯を紹介するコーナーがあり、地学や動植物を研究する人たちが1949年に「東三河の地質と鉱物の会」を結成し、同年に田口鉄道鳳来寺駅前に博物館がオープンした。活動が盛んになり、鳳来町初代町長の加藤淳氏が博物館建設を表明し、旧鳳来寺村村長の丸山喜兵衛氏の寄付を元に63年に完成した。
加藤貞亨館長は「研究者だけでなく町づくりを思う人たちが一つになって開館にこぎつけた」と説明する。
これまでの展示や現地観察会など活動に尽力した人を紹介するコーナーもある。顔を貼り合わせて「60」の数字をかたどるポスターは「人がいて、博物館がある」とメッセージを込める。
午前9時~午後5時。一般220円、小中学生100円。ほの国こどもパスポートを提示すると無料。火曜と年末年始は休館。
【安藤聡】
新城市鳳来寺山自然科学博物館は、特別展「博物館60年の軌跡」を開いている。旧田口鉄道自然科学博物館を前身に1963年4月に開館した60年の活動を伝える。来年3月31日まで。
博物館誕生からの年表、教育普及、展示活動、収集保存、調査研究など8テーマを計24枚のパネルで説明する。当初から発行してきた館報や、収蔵する鉱物、標本なども展示する。
誕生の経緯を紹介するコーナーがあり、地学や動植物を研究する人たちが1949年に「東三河の地質と鉱物の会」を結成し、同年に田口鉄道鳳来寺駅前に博物館がオープンした。活動が盛んになり、鳳来町初代町長の加藤淳氏が博物館建設を表明し、旧鳳来寺村村長の丸山喜兵衛氏の寄付を元に63年に完成した。
加藤貞亨館長は「研究者だけでなく町づくりを思う人たちが一つになって開館にこぎつけた」と説明する。
これまでの展示や現地観察会など活動に尽力した人を紹介するコーナーもある。顔を貼り合わせて「60」の数字をかたどるポスターは「人がいて、博物館がある」とメッセージを込める。
午前9時~午後5時。一般220円、小中学生100円。ほの国こどもパスポートを提示すると無料。火曜と年末年始は休館。
【安藤聡】