文字の大きさ

豊橋市が精神障害者手帳の電話対応にAI活用

スマートフォンなら音声と画面表示でより分かりやすいという
スマートフォンなら音声と画面表示でより分かりやすいという

実証実験開始で24時間情報提供

 豊橋市は13日、精神障害者手帳に関する電話問い合わせ対応にAI(人工知能)を生かし、24時間情報提供できる仕組みづくりへ向けた実証実験を始めた。自動音声・会話プログラムを組み合わせた案内システムを用い、1月末までに使い勝手や対応の精度向上などを検証する。
 市障害福祉課は障害者手帳の更新など、電話問い合わせが集中する時期がある。スタートアップのデジタル知見で行政課題を解決する「アーバンイノベーション豊橋」で、AI事業「トゥモロー・ネット」(東京都品川区)と連携した。実証実験の成果は他の自治体などへのサービス展開にも生かす。
 専用ダイヤルへアクセスし、音声案内に声で返事することで順次、誘導される。スマートフォンなら、画面表示と組み合わせてより分かりやすくなる。通話料やショートメッセージなどの通信費は利用者負担。
 障害福祉課によると市内の手帳保有者は約4600人、医療費受給者は8000人に上る。障害者手帳の問い合わせの多くが申請関連で、中でも申請時の持ち物に関するものは7割という。
 同課は「今回の実証項目は自動対応の可能性が高い。福祉サービスへの問い合わせは複雑多岐にわたる。AIが24時間対応で情報提供できる仕組みをつくりたい」としている。
 実証実験期間中のAI対応は専用ダイヤル(050・3095・6084)へ。
【加藤広宣】

実証実験開始で24時間情報提供

 豊橋市は13日、精神障害者手帳に関する電話問い合わせ対応にAI(人工知能)を生かし、24時間情報提供できる仕組みづくりへ向けた実証実験を始めた。自動音声・会話プログラムを組み合わせた案内システムを用い、1月末までに使い勝手や対応の精度向上などを検証する。
 市障害福祉課は障害者手帳の更新など、電話問い合わせが集中する時期がある。スタートアップのデジタル知見で行政課題を解決する「アーバンイノベーション豊橋」で、AI事業「トゥモロー・ネット」(東京都品川区)と連携した。実証実験の成果は他の自治体などへのサービス展開にも生かす。
 専用ダイヤルへアクセスし、音声案内に声で返事することで順次、誘導される。スマートフォンなら、画面表示と組み合わせてより分かりやすくなる。通話料やショートメッセージなどの通信費は利用者負担。
 障害福祉課によると市内の手帳保有者は約4600人、医療費受給者は8000人に上る。障害者手帳の問い合わせの多くが申請関連で、中でも申請時の持ち物に関するものは7割という。
 同課は「今回の実証項目は自動対応の可能性が高い。福祉サービスへの問い合わせは複雑多岐にわたる。AIが24時間対応で情報提供できる仕組みをつくりたい」としている。
 実証実験期間中のAI対応は専用ダイヤル(050・3095・6084)へ。
【加藤広宣】

スマートフォンなら音声と画面表示でより分かりやすいという
スマートフォンなら音声と画面表示でより分かりやすいという

カテゴリー:政治・行政

 PR

PR