Xマスに大谷選手のグラブ届く

　米大リーグのエンゼルスからドジャースに移籍した大谷翔平選手は、全国の小学校に対してグラブをプレゼントしている。クリスマスの25日、蒲郡市に全13小学校分のグラブ39個が到着し、市教育委員会が各校に届けた。
　11月９日、大谷選手はインスタグラムで「野球を通じて元気に楽しく日々を過ごしてもらえたらうれしい」とコメントし、全国の子どもに野球を楽しんでもらおうと、全国２万校に契約するニューバランスの右利き用二つと左利き用一つのジュニア用グラブを約６万個贈ると発表した。
　今月から大谷選手の地元岩手県などに届き始め、この日、蒲郡には午前11時頃に市役所に到着。壁谷幹朗教育長と大原義文副市長が開封した。
　中には、グラブのほか、大谷選手の写真とともに「私はこのグラブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。それは、野球こそが、私が充実した人生を送る機会を与えてくれたスポーツだからです」「野球しようぜ」などと書かれたメッセージも添えられていた。
　教育委員会職員が各校に届けるため市役所を出発、そのうち市立三谷小学校では清水政秀校長が受け取った。清水校長は「すてきなクリスマスプレゼントをありがとうございます。グラブを活用して児童と一緒に心のキャッチボールをしたい」と話した。
　東三河は、豊橋市と設楽町にも25日に届いた。豊川市と新城市、東栄町と豊根村は未定で、田原市には年明けに届くことになっている。
【林大二朗】