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豊川為当IC付近に工業団地計画

豊川為当IC付近の工業用地の予定地=豊川市御津地区で
豊川為当IC付近の工業用地の予定地=豊川市御津地区で
想定計画区域の地図(提供)
想定計画区域の地図(提供)

 豊川市は、御津地区の国道23号バイパス(名豊道路)豊川為当インターチェンジ(IC)付近に、新しい工業団地を計画している。開発面積は約18㌶。
 場所はICから豊橋方面の場所で、バイパスを挟む形で広がる。インターまでは数分で交通アクセス抜群の立地になる。バイパスは来年度に全線開通予定で、西三河、尾張へ行きやすくなる。
 ほかにも国道1号、東名高速道路、東三河環状線、三河港へのアクセスが良く、住宅地や学校、病院などから適度に離れていることから場所を決めた。現在は田んぼや畑になっている。
 地権者は111人。事前のアンケートでは108人が協力する、3人は代替地の用意などの条件付きで協力するとしており、反対はゼロだった。また28人が相続手続きの最中だったり、農地を他人に貸していたりという課題がある。用地の売却に反対する人はいないという。
 今後は地権者・地元への説明、開発同意、用地売買契約、造成工事、分譲の順で進む。一般的には市が県へ要望し、県企業庁が開発するケースが多いという。分譲時期については未定。
 市内では白鳥地区でも工業団地の整備が進む。開発面積は10㌶で6・5㌶が分譲される。場所は国道1号京次西交差点の北側。早ければ2027年度頃に分譲の案内が出せるという。内陸用地の需要が高いことから、さらに工業用地を増やす。
 また臨海部の御津1区工業団地では、倉庫など物流関係と工業用地の分譲が続いている。
 市は「国道23号バイパスが全線開通することで周辺エリアのアクセスが向上し、企業の進出意欲が高まると推測できる。新たな工場を誘致し、自主財源の確保につなげるだけでなく、雇用を増やして人口の社会増を目指したい」と話す。
【竹下貴信】

 豊川市は、御津地区の国道23号バイパス(名豊道路)豊川為当インターチェンジ(IC)付近に、新しい工業団地を計画している。開発面積は約18㌶。
 場所はICから豊橋方面の場所で、バイパスを挟む形で広がる。インターまでは数分で交通アクセス抜群の立地になる。バイパスは来年度に全線開通予定で、西三河、尾張へ行きやすくなる。
 ほかにも国道1号、東名高速道路、東三河環状線、三河港へのアクセスが良く、住宅地や学校、病院などから適度に離れていることから場所を決めた。現在は田んぼや畑になっている。
 地権者は111人。事前のアンケートでは108人が協力する、3人は代替地の用意などの条件付きで協力するとしており、反対はゼロだった。また28人が相続手続きの最中だったり、農地を他人に貸していたりという課題がある。用地の売却に反対する人はいないという。
 今後は地権者・地元への説明、開発同意、用地売買契約、造成工事、分譲の順で進む。一般的には市が県へ要望し、県企業庁が開発するケースが多いという。分譲時期については未定。
 市内では白鳥地区でも工業団地の整備が進む。開発面積は10㌶で6・5㌶が分譲される。場所は国道1号京次西交差点の北側。早ければ2027年度頃に分譲の案内が出せるという。内陸用地の需要が高いことから、さらに工業用地を増やす。
 また臨海部の御津1区工業団地では、倉庫など物流関係と工業用地の分譲が続いている。
 市は「国道23号バイパスが全線開通することで周辺エリアのアクセスが向上し、企業の進出意欲が高まると推測できる。新たな工場を誘致し、自主財源の確保につなげるだけでなく、雇用を増やして人口の社会増を目指したい」と話す。
【竹下貴信】

豊川為当IC付近の工業用地の予定地=豊川市御津地区で
豊川為当IC付近の工業用地の予定地=豊川市御津地区で
想定計画区域の地図(提供)
想定計画区域の地図(提供)

カテゴリー:社会・経済

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