蒲郡市が全国大会好成績の小学生と高校生を市長表彰

　蒲郡市は、市立大塚小学校５年の生田かこさんと第一学院高校豊橋キャンパス１年の佐藤凪紗さんを市長表彰した。
　生田さんは９月に新潟県で開かれた「第４回わんぱく相撲女子全国大会新潟しばた大会」の個人戦で３位に入賞した。柔道やラグビーの練習の傍ら、岡崎市の相撲教室に通っている。
　大会は全国から62人が出場した。生田さんは足取りや上手投げなどで順調に勝ち進み、準決勝で岩手県の選手に寄り切りで負けた。３位決定戦ではすくい投げで茨城県の選手に勝った。
　佐藤さんは９月、群馬県で開かれた「第３回全日本マスボクシング選手権大会」の「高校生女子１６０㌢超の部」で２位に輝いた。実戦をイメージし、互いのパンチが当たらない距離で寸止めで打ち合う。五井町の「山下ボクシングジム」に通い、毎回２時間の練習メニューに取り組んでいる。
　大会は佐藤さんのほかに岩手や埼玉、茨城、群馬の各県から４人が出場。順調に勝ち上がったが、決勝で群馬県の選手に惜しくも敗れた。
　鈴木寿明市長は27日に生田さんに、28日に佐藤さんに表彰状を贈った。生田さんは「来年は相撲を本格的に学び、全国大会に挑戦したい」と話した。佐藤さんは「苦手のガードを克服し、次は全国チャンピオンを目指します」と誓った。
【林大二朗】