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箱根駅伝100回大会、注目の東三河勢

雪辱を期する吉居大和(提供)
雪辱を期する吉居大和(提供)
好調を維持する吉居駿恭(同)
好調を維持する吉居駿恭(同)

 「東京箱根間往復大学駅伝」が1月2~3日、東京・大手町を発着点に開かれる。東三河勢は、田原市出身の吉居大和(中大4年)と弟駿恭(同2年)、新城市出身の浅井皓貴(順天堂大3年)、豊橋市出身の近田陽路(中央学院大2年)が出場する。
 今年は第100回の記念大会。東京・大手町―神奈川県箱根町間の計217・1㌔(往路107・5㌔、復路109・6㌔)を23校で競う。
 優勝争いは、学生駅伝5連勝中の駒沢大が最有力。次に、昨年総合2位で吉居兄弟がいる中大、全日本2位の青山学院大が挙がる。
 28年ぶりの頂点を狙う中大。大和はエース区間の2区を走る。前回は駒大の田澤簾(現トヨタ自動車)、青学大の近藤幸太郎(現SGホールディングス)との争いを制し、チーム2位に貢献した。近藤は「TTランナーズ」の先輩。今年は8月に新型コロナウイルスに感染するなどのアクシデントもあり、記録が伸び悩んだ。出雲駅伝は欠場、全日本駅伝は3区で区間11位だった。
 11月下旬の八王子ロングディスタンス1万㍍で、28分1秒02の自己ベストを記録し、本来の走りが戻ってきた。大会に向け「箱根駅伝に100%の状態を持っていくことを一番に意識した。区間賞で優勝したい」と意気込む。
 駿恭は、補員登録だが、当日登録されるとみられる。前回4区で箱根デビューし、1年生ながら区間5位。今年は9月の日本グランプリシリーズ新潟大会の5000㍍で、学生歴代10位の13分22秒01を出し、着実に力をつけてきた。「効率の良い動きを求めて、ウエートトレーニングや補強運動の量を増やしたことが功を奏している。昨年に比べ、小さい力でスピードを出せるようになった」と手応えを口にした。「区間賞でチームに貢献したい」と力強く語った。
 互いを大和は「負けられない存在」、駿恭は「一緒に強くなりたい」と話し、兄弟リレーがみられるか注目される。
 そのほか、前回区間3位の浅井は2区、初出場の近藤は9区にエントリーされた。
【北川壱暉】

 「東京箱根間往復大学駅伝」が1月2~3日、東京・大手町を発着点に開かれる。東三河勢は、田原市出身の吉居大和(中大4年)と弟駿恭(同2年)、新城市出身の浅井皓貴(順天堂大3年)、豊橋市出身の近田陽路(中央学院大2年)が出場する。
 今年は第100回の記念大会。東京・大手町―神奈川県箱根町間の計217・1㌔(往路107・5㌔、復路109・6㌔)を23校で競う。
 優勝争いは、学生駅伝5連勝中の駒沢大が最有力。次に、昨年総合2位で吉居兄弟がいる中大、全日本2位の青山学院大が挙がる。
 28年ぶりの頂点を狙う中大。大和はエース区間の2区を走る。前回は駒大の田澤簾(現トヨタ自動車)、青学大の近藤幸太郎(現SGホールディングス)との争いを制し、チーム2位に貢献した。近藤は「TTランナーズ」の先輩。今年は8月に新型コロナウイルスに感染するなどのアクシデントもあり、記録が伸び悩んだ。出雲駅伝は欠場、全日本駅伝は3区で区間11位だった。
 11月下旬の八王子ロングディスタンス1万㍍で、28分1秒02の自己ベストを記録し、本来の走りが戻ってきた。大会に向け「箱根駅伝に100%の状態を持っていくことを一番に意識した。区間賞で優勝したい」と意気込む。
 駿恭は、補員登録だが、当日登録されるとみられる。前回4区で箱根デビューし、1年生ながら区間5位。今年は9月の日本グランプリシリーズ新潟大会の5000㍍で、学生歴代10位の13分22秒01を出し、着実に力をつけてきた。「効率の良い動きを求めて、ウエートトレーニングや補強運動の量を増やしたことが功を奏している。昨年に比べ、小さい力でスピードを出せるようになった」と手応えを口にした。「区間賞でチームに貢献したい」と力強く語った。
 互いを大和は「負けられない存在」、駿恭は「一緒に強くなりたい」と話し、兄弟リレーがみられるか注目される。
 そのほか、前回区間3位の浅井は2区、初出場の近藤は9区にエントリーされた。
【北川壱暉】

雪辱を期する吉居大和(提供)
雪辱を期する吉居大和(提供)
好調を維持する吉居駿恭(同)
好調を維持する吉居駿恭(同)

カテゴリー:社会・経済 / スポーツ

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