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豊橋市民文化会館で東三河新春書展が開幕

東三河を代表する書家の作品の数々=豊橋市民文化会館で
東三河を代表する書家の作品の数々=豊橋市民文化会館で

 東三河を代表する書道家92人の作品が一堂に集う「第5回東三河新春書展」(東三河新春書展運営委員会主催、豊橋市教育委員会共催、東愛知新聞社など後援)が4日、豊橋市民文化会館で始まった。8日まで。
 流派・会派を越えて漢字、かな、近代詩、篆刻(てんこく)など、さまざまなジャンルの作品を展示。筆運びや文字の表現方法、墨色、余白の使い方など、あらゆる角度から書の魅力を堪能できる。
 昨年他界した村田華穂さんの「春風や」をはじめ、権田穂園さんの「平穏無事」、鈴木瑞象さんの「仰若揚兮」は、ベテランの味わい深い文字が魅力的だ。
 えと「辰」にちなんだ作品も数多く出品された。古川昇史さんは「甲辰(きのえたつ)」にちなみ、当て字で「起能要多徒」を流麗な文字で書いた。林田虎峰さんの篆刻「雲龍風虎」は、同じ文字を3種類の印で表現した。他に鈴木愛さんや川瀬重幸さんの「龍」、藤田芳子さんの「昇龍」、山川孝子さんの「臥龍」など、同じ文字でも出品者による筆跡の違いが分かる。
 若い世代の発表の場にと高校生32人の作品も展示した。豊橋市美術博物館が改修工事中で、今回は豊橋市民文化会館で開催している。代表の古川侃司さんは「多彩な書体の文字、その文字を表現するための筆跡を楽しんでください」と話す。
【竹下貴信】

 東三河を代表する書道家92人の作品が一堂に集う「第5回東三河新春書展」(東三河新春書展運営委員会主催、豊橋市教育委員会共催、東愛知新聞社など後援)が4日、豊橋市民文化会館で始まった。8日まで。
 流派・会派を越えて漢字、かな、近代詩、篆刻(てんこく)など、さまざまなジャンルの作品を展示。筆運びや文字の表現方法、墨色、余白の使い方など、あらゆる角度から書の魅力を堪能できる。
 昨年他界した村田華穂さんの「春風や」をはじめ、権田穂園さんの「平穏無事」、鈴木瑞象さんの「仰若揚兮」は、ベテランの味わい深い文字が魅力的だ。
 えと「辰」にちなんだ作品も数多く出品された。古川昇史さんは「甲辰(きのえたつ)」にちなみ、当て字で「起能要多徒」を流麗な文字で書いた。林田虎峰さんの篆刻「雲龍風虎」は、同じ文字を3種類の印で表現した。他に鈴木愛さんや川瀬重幸さんの「龍」、藤田芳子さんの「昇龍」、山川孝子さんの「臥龍」など、同じ文字でも出品者による筆跡の違いが分かる。
 若い世代の発表の場にと高校生32人の作品も展示した。豊橋市美術博物館が改修工事中で、今回は豊橋市民文化会館で開催している。代表の古川侃司さんは「多彩な書体の文字、その文字を表現するための筆跡を楽しんでください」と話す。
【竹下貴信】

東三河を代表する書家の作品の数々=豊橋市民文化会館で
東三河を代表する書家の作品の数々=豊橋市民文化会館で

カテゴリー:社会・経済 / 芸能・文化

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