「渥美半島菜の花まつり」田原で13日に開幕

　「渥美半島菜の花まつり」が13日に始まる。３月31日までの期間中、田原市堀切町の「伊良湖菜の花ガーデン」を中心に、さまざまなイベントが開かれる。
　国道２５９号と42号の沿線「渥美半島菜の花浪漫街道」で、休耕地や沿道花壇一面に咲く菜の花が観光客を出迎える。市全体で19㌶、約１１００万本ある。
　メイン会場の伊良湖菜の花ガーデンは市内最大級の菜の花畑。４㌶に約１２０万本が咲く。２月前半から見頃を迎え、さまざまな催しや出店が用意される。菜の花コロッケや菜の花ジェラートなどの特別なグルメを提供する茶店や、「菜の花狩り」がある。２月３日に県立成章高校がオリジナル商品「キャロッポ」を販売する。同23～25日は地元生産者が野菜や果物、季節の花を販売する物産産直プチマルシェ。３月17日に市吹奏楽団の演奏会がある。
　ガーデン内にはフォトスポットが多い。幸せを呼ぶ菜の花郵便ポストや小さなブランコ、菜の花畑を横切るランウェーなど。今年は会場西側の菜の花迷路の奥にある「のっちの山」も登場。小さな山の上から伊良湖菜の花ガーデンや太平洋を一望できる。
　問い合わせは、菜の花まつりのホームページ＝ＱＲコード＝か、「渥美半島観光ビューロー」（０５３１・23・３５１６）へ。「道の駅田原めっくんはうす」などにイベントパンフレットがある。
【岸侑輝】