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能登半島地震発災後、豊橋市の支援

断水地域で活動する豊橋市の応急給水隊=石川県津幡町で(提供)
断水地域で活動する豊橋市の応急給水隊=石川県津幡町で(提供)

 豊橋市は5日正午現在の能登半島地震被災地への支援状況をまとめた。救助などを担う緊急消防援助隊をはじめ、延べ45人を石川県内の各拠点に派遣した。今後も保健師など新たな派遣要請にも応じる。
 緊急消防援助隊は地震発生直後の1日午後7時半、18人でつくる第1次隊を輪島市に派遣。水陸両用車など5台体制で救助や救急活動、後方支援などを担う。4日午後4時50分には第2次隊の18人を送り、現地で車両を引き継いだ。
 隊員によると道路の崩壊や家屋倒壊がいたるところでみられ、想像を上回る被害が出ているという。大雨も降った。「寒さとの戦い」とも報告している。
 市民病院の医師や看護師ら5人からなる災害派遣医療チーム(DMAT)は、七尾市の能登総合病院を経て珠洲市総合病院へ活動の場を移した。ベッド数が足りず、ドクターヘリでの搬送などにもあたったという。
 上下水道局は日本水道協会を通じ、2日から職員4人を派遣した。4㌧給水車1台と2㌧トラック1台。津幡町の河北中央病院で給水車を使って貯水槽へピストン輸送。羽咋市での給水槽設置のほか、津幡町内の断水地域で給水活動などに従事した。
 9日からは厚生労働省の要請に応じ、県や中核市との合同チームで保健師を派遣する。災害廃棄物の運搬などの支援要請は今後調整する。
 本庁舎に募金箱を設置した。市内の公共施設や市の関連イベント会場でも順次設ける。
【加藤広宣】

 豊橋市は5日正午現在の能登半島地震被災地への支援状況をまとめた。救助などを担う緊急消防援助隊をはじめ、延べ45人を石川県内の各拠点に派遣した。今後も保健師など新たな派遣要請にも応じる。
 緊急消防援助隊は地震発生直後の1日午後7時半、18人でつくる第1次隊を輪島市に派遣。水陸両用車など5台体制で救助や救急活動、後方支援などを担う。4日午後4時50分には第2次隊の18人を送り、現地で車両を引き継いだ。
 隊員によると道路の崩壊や家屋倒壊がいたるところでみられ、想像を上回る被害が出ているという。大雨も降った。「寒さとの戦い」とも報告している。
 市民病院の医師や看護師ら5人からなる災害派遣医療チーム(DMAT)は、七尾市の能登総合病院を経て珠洲市総合病院へ活動の場を移した。ベッド数が足りず、ドクターヘリでの搬送などにもあたったという。
 上下水道局は日本水道協会を通じ、2日から職員4人を派遣した。4㌧給水車1台と2㌧トラック1台。津幡町の河北中央病院で給水車を使って貯水槽へピストン輸送。羽咋市での給水槽設置のほか、津幡町内の断水地域で給水活動などに従事した。
 9日からは厚生労働省の要請に応じ、県や中核市との合同チームで保健師を派遣する。災害廃棄物の運搬などの支援要請は今後調整する。
 本庁舎に募金箱を設置した。市内の公共施設や市の関連イベント会場でも順次設ける。
【加藤広宣】

断水地域で活動する豊橋市の応急給水隊=石川県津幡町で(提供)
断水地域で活動する豊橋市の応急給水隊=石川県津幡町で(提供)

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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