文字の大きさ

大谷一族ゆかりの地を巡ろう 田原で3月にツアー

カテゴリー:イベント

吉継ののぼり旗を掲げてPRする中井さん=東愛知新聞社で
吉継ののぼり旗を掲げてPRする中井さん=東愛知新聞社で
大谷一族ゆかりの地を巡ろう 田原で3月にツアー

吉継の子孫・中井さんが案内

 関ケ原の合戦に西軍で参戦し、諸大名の調略や軍の指揮で活躍した大谷吉継(1559~1600年)の子孫が、田原市浦町などにある一族ゆかりの地を巡るツアーを3月2日に開く。参加者を募集している。2月23日まで。
 吉継は敗戦で自害し、子孫は三河国渥美郡田原浦(現田原市浦町)へ落ち延びた。村人らにかくまわれ、名字を「大谷」から「大屋」に、家紋を「丸に違い鷹の羽」から「丸に違い矢」に変えながらも、吉継の御神体とされる水晶やシジの樹の葉、短刀などを神社でまつった。大正時代には吉継の戒名を示した「大谷吉隆の墓」を建立するなど、村人たちとともに吉継を敬愛しながら現代まで続いてきた。
 ツアーでは「浦大谷家」や、ゆかりの地である浦町の歴史を学びながら、「八幡神社」「荒神神社」、大谷吉隆の墓などを散策する。
 吉継から17代目にあたるという中井昴翔さんは、母方の祖父から吉継の末えいであると聞いて育ったという。祖父が亡くなったのをきっかけにゆかりの各地を訪ね、史実を調べて回った。「石田三成との友情や、関ケ原の戦いでの活躍、武士らしく散った最期。義を重んじた生き方が魅力です」と語る。「歴史好きや戦国時代ファンの人には、吉継の一族が受け継いできた歴史を知ってほしい。歴史に興味のない人でも、田原の魅力の一つとして知ってもらいたい」とPRする。
 参加費無料。申し込みはメール(ohtanikosho@gmail.com)か中井さんの電話(080・5110・2622)へ名前や連絡先を伝える。ツアーの詳細は「浦大谷家の歴史」ホームページ=QRコード=で。
【岸侑輝】

吉継の子孫・中井さんが案内

 関ケ原の合戦に西軍で参戦し、諸大名の調略や軍の指揮で活躍した大谷吉継(1559~1600年)の子孫が、田原市浦町などにある一族ゆかりの地を巡るツアーを3月2日に開く。参加者を募集している。2月23日まで。
 吉継は敗戦で自害し、子孫は三河国渥美郡田原浦(現田原市浦町)へ落ち延びた。村人らにかくまわれ、名字を「大谷」から「大屋」に、家紋を「丸に違い鷹の羽」から「丸に違い矢」に変えながらも、吉継の御神体とされる水晶やシジの樹の葉、短刀などを神社でまつった。大正時代には吉継の戒名を示した「大谷吉隆の墓」を建立するなど、村人たちとともに吉継を敬愛しながら現代まで続いてきた。
 ツアーでは「浦大谷家」や、ゆかりの地である浦町の歴史を学びながら、「八幡神社」「荒神神社」、大谷吉隆の墓などを散策する。
 吉継から17代目にあたるという中井昴翔さんは、母方の祖父から吉継の末えいであると聞いて育ったという。祖父が亡くなったのをきっかけにゆかりの各地を訪ね、史実を調べて回った。「石田三成との友情や、関ケ原の戦いでの活躍、武士らしく散った最期。義を重んじた生き方が魅力です」と語る。「歴史好きや戦国時代ファンの人には、吉継の一族が受け継いできた歴史を知ってほしい。歴史に興味のない人でも、田原の魅力の一つとして知ってもらいたい」とPRする。
 参加費無料。申し込みはメール(ohtanikosho@gmail.com)か中井さんの電話(080・5110・2622)へ名前や連絡先を伝える。ツアーの詳細は「浦大谷家の歴史」ホームページ=QRコード=で。
【岸侑輝】

吉継ののぼり旗を掲げてPRする中井さん=東愛知新聞社で
吉継ののぼり旗を掲げてPRする中井さん=東愛知新聞社で
大谷一族ゆかりの地を巡ろう 田原で3月にツアー

カテゴリー:イベント

 PR

PR