名古屋外大生が海岸清掃や里山整備

ゆずりは学園田原校で海外ボランティアの前に

　ベトナムでのボランティア活動に向かう名古屋外国語大学の学生有志が、田原市野田町のフリースクール・通信制高校「ゆずりは学園田原校」で海岸清掃や里山整備に取り組んだ。
　名古屋外大と国際ボランティアＮＧＯ「ＮＩＣＥ」の共催。現地に向かう前に、ボランティアの意義や心構えを学ぶ２日間のプレワークキャンプ。
　この日は野田町の海岸でプラスチックなどの生活ごみを拾い集めた。その後、ゆずりは学園の生徒らが親しんでいる里山「ゆずりはの森」で廃材を整理した。
　ベトナムでは10日間滞在し、トイレや水タンクを作ったり、子どもたちに英語を教えたりするという。世界共生学部２年の牧野華也さんは「交流のやり方やコミュニケーションの取り方を学びたい」と意気込んだ。
　ＮＩＣＥ職員で引率の藤原愛さんは「現地でも楽しみにされている。参加者に得られるものがあってほしい」と語った。
【岸侑輝】