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豊川高の快進撃、原点は県大会の敗戦

カテゴリー:スポーツ

主軸として期待がかかるモイセエフ
主軸として期待がかかるモイセエフ
東海大会優勝に貢献した鈴木爽
東海大会優勝に貢献した鈴木爽
主将の鈴木貫
主将の鈴木貫

 10年ぶり2回目のセンバツ出場を決めた豊川。38年ぶりの秋季東海大会優勝、初出場の明治神宮大会で4強進出という快進撃の原点になったのは、秋の県大会での敗戦だった。

 「走攻守でレベルの違いを感じた。東海大会でリベンジしたい」。試合後、鈴木貫太主将は強く語った。昨秋の県大会は、決勝で甲子園常連校の愛工大名電に1対7で敗れた。
 連続コールド勝ちで発進。準々決勝で東邦、準決勝で小牧南を破り、決勝に進んだ。立ちはだかったのが愛工大名電。自慢の打線も沈黙。豊川の主戦鈴木爽も六回途中でKOされた。
 「モイセエフにつなげば点が入る雰囲気があったが、後が続かなかった」と長谷川裕記監督。東海大会のキーマンとして、警戒されるモイセエフの後を打つ中村を4番に、北田を5番に指名し、奮起を促した。また決勝で単打1本に終わり、フォームに悩むモイセエフに「今までの打ち方を信じろ」と声をかけた。

 東海大会は順調に勝ち上がった。準決勝は、宇治山田商に九回2死から中村が適時打を放ち、サヨナラ勝ちした。
 決勝は、県大会で敗れた愛工大名電が相手。初回無死満塁から中村の適時打で先制。4四球を絡めた打者一巡の猛攻で6点を挙げた。四回は、北田の適時打で駄目押し。投げては鈴木が6回2失点と試合を作り、8対7で勝った。不調だったモイセエフも「開き直って自分のスイングができた」と、大会打率6割超えの好成績を残した。

 明治神宮大会では、全国のレベルを思い知った。初戦は突破したものの、星稜との準決勝では、3対15と大敗。鈴木主将は「あんな負け方はもうしなくない」と悔しさをにじませた。
 グラウンドのスコアボードに星稜戦の結果を表示し続けている。悔しさをかみしめて練習に取り組んでいる。鈴木主将は「投手力や守備力で負けないようレベルアップしたい。しっかり勝って皆さんと校歌が歌えるように練習します」と話した。

 10年ぶり2回目のセンバツ出場を決めた豊川。38年ぶりの秋季東海大会優勝、初出場の明治神宮大会で4強進出という快進撃の原点になったのは、秋の県大会での敗戦だった。

 「走攻守でレベルの違いを感じた。東海大会でリベンジしたい」。試合後、鈴木貫太主将は強く語った。昨秋の県大会は、決勝で甲子園常連校の愛工大名電に1対7で敗れた。
 連続コールド勝ちで発進。準々決勝で東邦、準決勝で小牧南を破り、決勝に進んだ。立ちはだかったのが愛工大名電。自慢の打線も沈黙。豊川の主戦鈴木爽も六回途中でKOされた。
 「モイセエフにつなげば点が入る雰囲気があったが、後が続かなかった」と長谷川裕記監督。東海大会のキーマンとして、警戒されるモイセエフの後を打つ中村を4番に、北田を5番に指名し、奮起を促した。また決勝で単打1本に終わり、フォームに悩むモイセエフに「今までの打ち方を信じろ」と声をかけた。

 東海大会は順調に勝ち上がった。準決勝は、宇治山田商に九回2死から中村が適時打を放ち、サヨナラ勝ちした。
 決勝は、県大会で敗れた愛工大名電が相手。初回無死満塁から中村の適時打で先制。4四球を絡めた打者一巡の猛攻で6点を挙げた。四回は、北田の適時打で駄目押し。投げては鈴木が6回2失点と試合を作り、8対7で勝った。不調だったモイセエフも「開き直って自分のスイングができた」と、大会打率6割超えの好成績を残した。

 明治神宮大会では、全国のレベルを思い知った。初戦は突破したものの、星稜との準決勝では、3対15と大敗。鈴木主将は「あんな負け方はもうしなくない」と悔しさをにじませた。
 グラウンドのスコアボードに星稜戦の結果を表示し続けている。悔しさをかみしめて練習に取り組んでいる。鈴木主将は「投手力や守備力で負けないようレベルアップしたい。しっかり勝って皆さんと校歌が歌えるように練習します」と話した。

主軸として期待がかかるモイセエフ
主軸として期待がかかるモイセエフ
東海大会優勝に貢献した鈴木爽
東海大会優勝に貢献した鈴木爽
主将の鈴木貫
主将の鈴木貫

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