豊橋新川小の児童がフードドライブに挑戦

　豊橋市立新川小学校６年２組の児童24人はフードドライブに取り組んだ。集まった食品１３４点を29日、市内のＮＰＯ法人「東三河フードバンク」に届けた。
　６年生は「総合的な学習」の時間で「ＳＤＧｓ（持続可能な開発目標）」をテーマに学んでいる。２組は「どうしたら自分たちのまちに住み続けたいと思うか」を話し合い、ごみ問題や交通マナー向上などの課題を出した。「自分たちに何ができるか」を相談し、フードドライブ▽ごみゼロ▽古着回収▽ＳＤＧｓの広報▽エコキャップ集め―の５部隊を作った。
　10～11月にフードドライブ部隊の４人が校内に呼びかけ食品を回収。３６１個をフードバンクに寄贈した。今回は第２弾として冬休み前に再度協力を求め、今月15日から４日間、４人が箱を持って玄関で食品を回収。集まった１３４個を担任の樽谷愛美教諭とともにクラス全員で持参した。
　村上結南さんは「家にも余っている食べ物があったので、協力できたらいいなとフードドライブを希望した。みんな持ってきてくれてうれしかった。一人でも助かればいいと思う」と話した。持参したのは菓子を中心にジュース、缶詰、レトルト食品など。困っている家庭や子ども食堂に分けるという。
【田中博子】