豊川高で選抜旗の授与式

　「第96回選抜高校野球大会」に出場する豊川高校に20日、選抜旗が届いた。開会式の入場行進で掲げる。授与式が講堂であり、ナインが甲子園での活躍を誓った。
　選抜旗には校章があしらわれている。野球部の選手や関係者、生徒ら約８６０人が集まった。石田潤校長が毎日新聞社中部本社の鯨岡秀紀代表から選抜旗を受け取り、鈴木貫太主将に手渡した。
　鯨岡代表は「出場おめでとう。これまでの練習の成果だと思う。大会まで体調管理に気を付けて、活躍を期待しています」と話した。石田校長は「日頃の取り組みが評価された。県内１８５校、東海地区４３５校の中で選ばれたことの重さを受け止めて臨んでほしい」と語った。
　鈴木主将は「代表として戦うことの重みを感じた。一戦必勝で戦っていきたい」と抱負を述べた。長谷川裕記監督は「11月からセンバツの開会式をイメージして行進練習をしている。今後も応援をよろしくお願いします」と呼び掛けた。
　抽選は３月８日に大阪市内で開かれる。大会は18日から。
【北川壱暉】