豊川の2小学校児童が津軽三味線に触れる

　豊川市の御津南部小学校と国府小学校で７日、男性３人組アーティスト「津軽三味線☆三絃士」によるアウトリーチが行われた。
　いずれも東海地方出身のイケメンユニットで、伊藤圭佑さん（29）、馬場淳史さん（29）、杉山大祐さん（24）で構成。来月20日に市主催公演に臨むのを前に、両校の６年生児童と津軽三味線の演奏を通して交流した。
　御津南部小では児童約１００人と交流。オリジナル曲の「ドライブ」をはじめ、「ソーラン節」やアニメ「となりのトトロ」の挿入歌など、古典楽曲から最近の歌謡曲まで幅広いジャンルを生で演奏。「津軽じょんがら節」では一人ずつ順番に激しく絃をはじいて奏でる姿に、子どもたちは魅了された。
　三味線が犬の皮や象牙などでできていることも紹介し、児童らは実際に手に持って簡単な演奏にも挑戦。数井義英君（12）は「結構重くて、小指が痛かった。三味線は地味なイメージがあったけど、思ったより派手で楽しかった」と目を輝かせていた。
　公演は８月20日（日）午後３時から御津文化会館・ハートフルホールで開催。入場券は一般２０００円（当日券２５００円）、24歳以下１０００円。御津町在住の高校生、森下智彬さんがゲスト出演する。
（由本裕貴）