豊橋工科高生が外山鋼業を見学

　豊川市御津町の鉄骨工事業「外山鋼業」に15日、県立豊橋工科高校建築デザイン科の２年生38人が訪問し、鉄骨の仕事を学んだ。
　生徒たちは設計や現場での加工などについて見学した。設計では、全体の図面から、柱などを１本１本図面にしていくことを学んだ。近年はリモートで仕事ができるようになり、男性だけでなく女性も活躍しているという。工場では、大きな鋼材を切断し、ボルトを通すための穴をあけ、溶接している様子を間近で見学した。鋼材の大きさに驚いていた。
　片岡琉生さんは「自分たちが学んでいることが将来、どのように役立つのかの一端が分かりました。仕事内容の実感が湧きました」と話した。
　同社は大手ゼネコンなどから鉄骨加工などの仕事を受注している。名古屋市の中日ビル、ナゴヤキャッスル、瑞穂公園陸上競技場などの工事に携わっている。外山典弘社長は「誰もが知っている大きな建物の建設に携わることができる魅力ある仕事です」と話した
【竹下貴信】