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センバツ 豊川、阿南光に敗れる

カテゴリー:スポーツ

本塁打を放つモイセエフ=甲子園球場で
本塁打を放つモイセエフ=甲子園球場で
肩を落とす豊川ナイン
肩を落とす豊川ナイン

モイセエフが大会1号2ラン

 甲子園で開かれている「第96回高校野球選抜大会」で豊川は19日、阿南光(徳島)と対戦。4対11で敗れ、10年ぶりの白星はならなかった。
 序盤から相手ペースで試合が進んだ。先発の鈴木爽が初回から連打を許し、内野ゴロの間に2点を先制された。二回も2死満塁のピンチを招き、林優大に継投。前進守備の左翼を越える走者一掃の二塁打で3失点。打線も四回途中まで無安打に抑えられた。
 後半は豊川も粘りをみせた。七回1死満塁から代打三浦の左前打で1点を返し、八回はモイセエフが今大会第1号となる右翼ポール際への本塁打で2点差に迫った。だが、九回に打者11人の猛攻により6失点し、突き放された。
 長谷川裕記監督は「投手陣が3失点に抑えることができればチャンスがあったが、相手の打撃が予想以上に良かった」と肩を落とした。
 鈴木貫太主将は、中堅手のモイセエフが後ろにボールをそらすなどした初回の守備を反省材料に挙げた。「大舞台での緊張もあって守備が乱れた。取れるアウトを確実に取れるよう、守備のレベルアップが必要」と述べた。一方で「追い込まれる前に仕留めることを意識し、好投手相手に粘れたことは収穫」と振り返った。
 モイセエフは「狙い球を絞るのが難しかった」と話した。本塁打は「後ろにつなぐ意識で臨んだのが良かった。追い込まれていたので狙い球は絞らず、どの球でも対応できるように準備した」と話していた。
【北川壱暉】

▽1回戦

〇…甲子園…〇
阿南光
230000006|11
000000121|4
豊川
(阿)吉岡―井坂
(豊)鈴木爽、林優大、平野、中西、柴田―高橋
【本】モイセエフ(豊)

モイセエフが大会1号2ラン

 甲子園で開かれている「第96回高校野球選抜大会」で豊川は19日、阿南光(徳島)と対戦。4対11で敗れ、10年ぶりの白星はならなかった。
 序盤から相手ペースで試合が進んだ。先発の鈴木爽が初回から連打を許し、内野ゴロの間に2点を先制された。二回も2死満塁のピンチを招き、林優大に継投。前進守備の左翼を越える走者一掃の二塁打で3失点。打線も四回途中まで無安打に抑えられた。
 後半は豊川も粘りをみせた。七回1死満塁から代打三浦の左前打で1点を返し、八回はモイセエフが今大会第1号となる右翼ポール際への本塁打で2点差に迫った。だが、九回に打者11人の猛攻により6失点し、突き放された。
 長谷川裕記監督は「投手陣が3失点に抑えることができればチャンスがあったが、相手の打撃が予想以上に良かった」と肩を落とした。
 鈴木貫太主将は、中堅手のモイセエフが後ろにボールをそらすなどした初回の守備を反省材料に挙げた。「大舞台での緊張もあって守備が乱れた。取れるアウトを確実に取れるよう、守備のレベルアップが必要」と述べた。一方で「追い込まれる前に仕留めることを意識し、好投手相手に粘れたことは収穫」と振り返った。
 モイセエフは「狙い球を絞るのが難しかった」と話した。本塁打は「後ろにつなぐ意識で臨んだのが良かった。追い込まれていたので狙い球は絞らず、どの球でも対応できるように準備した」と話していた。
【北川壱暉】

▽1回戦

〇…甲子園…〇
阿南光
230000006|11
000000121|4
豊川
(阿)吉岡―井坂
(豊)鈴木爽、林優大、平野、中西、柴田―高橋
【本】モイセエフ(豊)

本塁打を放つモイセエフ=甲子園球場で
本塁打を放つモイセエフ=甲子園球場で
肩を落とす豊川ナイン
肩を落とす豊川ナイン

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