豊橋市が新キャラ投入 外国人への情報発信
豊橋市は、ごみ出し方法などの外国人市民向けの情報発信手段について、市内に実在する外国人をモデルに新キャラクターを投入した。2年前に誕生した部のキャラクター「かん田きょう子さん」とともに、啓発漫画やグッズなどに登場させる。親近感のあるキャラクターでより理解を促す。
新キャラクター「ジェイティー」は米国出身で市国際交流員を務めるジャスティン・タスラックさん(32)がモデル。かん田きょう子さんのデザインも担当した廃棄物対策課の夏目陽子さん(44)が手掛けた。
タスラックさんは2022年7月に来日。自身のキャラクター採用について「人物像の設定が難しかった。親しみやすいイラストのため、効果的な情報発信につなげてほしい」と述べた。
日本で暮らし始めた当初は文化や風習の違いに戸惑ったという。タスラックさんは「ドラッグストアで希望者に段ボールを無償提供しているのを見て、収集場所と勘違いして持ち込もうとしてしまった」などと体験談も披露した。
新キャラも登場させた漫画をインスタグラムで配信中。今後はホームページも含めテーマごとに発信したいという。
豊橋市は80カ国、2万人の外国人市民が暮らしており総人口の5・7%を占める。言葉の壁や生活習慣の違いなどから、ごみ出しルールなど生活情報の的確な発信が課題だった。
【加藤広宣】
豊橋市は、ごみ出し方法などの外国人市民向けの情報発信手段について、市内に実在する外国人をモデルに新キャラクターを投入した。2年前に誕生した部のキャラクター「かん田きょう子さん」とともに、啓発漫画やグッズなどに登場させる。親近感のあるキャラクターでより理解を促す。
新キャラクター「ジェイティー」は米国出身で市国際交流員を務めるジャスティン・タスラックさん(32)がモデル。かん田きょう子さんのデザインも担当した廃棄物対策課の夏目陽子さん(44)が手掛けた。
タスラックさんは2022年7月に来日。自身のキャラクター採用について「人物像の設定が難しかった。親しみやすいイラストのため、効果的な情報発信につなげてほしい」と述べた。
日本で暮らし始めた当初は文化や風習の違いに戸惑ったという。タスラックさんは「ドラッグストアで希望者に段ボールを無償提供しているのを見て、収集場所と勘違いして持ち込もうとしてしまった」などと体験談も披露した。
新キャラも登場させた漫画をインスタグラムで配信中。今後はホームページも含めテーマごとに発信したいという。
豊橋市は80カ国、2万人の外国人市民が暮らしており総人口の5・7%を占める。言葉の壁や生活習慣の違いなどから、ごみ出しルールなど生活情報の的確な発信が課題だった。
【加藤広宣】