豊川の特養老人ホームで「萩さくら祭り」

　豊川市萩町の特別養護老人ホーム「ジャルダン・リラ」（社会福祉法人順明会）で29日、「萩さくら祭り」（萩地区に住まう皆様の健康と幸せを願う会主催）があった。
　順明会の大塚昌明理事長が地域を盛り上げる祭りとして企画し、10年以上前に始まった。新型コロナウイルス禍で中止されていた。
　開会前に萩町住民の健康と幸せを願う祈とうがあった。善住禅寺の白井創山住職が、祭りの開会を宣言した。
　大塚理事長が会の代表としてあいさつし、町内に転居した際に町民が温かく迎えてくれたことを振り返り「町民の一人になりました。最後の安らぎの場として施設を利用していただきたい」と語った。藤原宏樹県議や佐々木和美市議が祝辞を述べた。
　フランクフルトソーセージや焼きそば、豚汁など施設職員と地域住民による出店が並んだ。法人が運営する８施設の利用者とその家族、萩町住民の計約１０００人が訪れ、交流を楽しんだ。二胡の演奏会やフラダンス、福引きなどの催しもあった。
【岸侑輝】