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豊橋の多米「慶華楼」 5日に40周年

「これからもよろしくお願いします」と岡崎さん夫妻
「これからもよろしくお願いします」と岡崎さん夫妻
多米街道沿いに建つ町中華の老舗「慶華楼」
多米街道沿いに建つ町中華の老舗「慶華楼」
豊橋の多米「慶華楼」 5日に40周年

 豊橋市多米中町の中華料理店「慶華楼」が、5日に40周年を迎える。職人気質の店主、岡崎和夫さんと、陽気な笑顔で客を迎える妻の和江さんが切り盛りする。地元の人だけでなく、多米街道を行き交うサラリーマンや家族連れ、さらには慶華楼の味を求め遠方からやってくる人など、多くのファンが足しげく通う「町中華」の老舗だ。
 和夫さんが料理人を志したのは、高師町にある「慶華楼 本店」でのアルバイトがきっかけ。高校卒業後に上京し、六本木や半蔵門などの店で腕を磨いた。修行中に和江さんと出会い結婚。帰郷し24歳で店を構えた。
 東京仕込みの本格的な味をベースに東三河の味を交え、地域に受け入れてもらえるようアレンジを続けた。そのひたむきな創意工夫が、年代を問わず多くの人の心と胃袋をつかんだ。
 ごまをたっぷり使い特製ラー油がピリリときいた担々麺、岡崎さん夫妻が餡を練り包む手作り餃子など、どこでも食べられる料理がここでしか食べられない味に仕上がっている。
 「おいしいものをおなかいっぱい食べてほしい」との思いから、食材や調理に妥協はない。物価高騰のあおりを受けながらも、値段を維持し続けている。
 和夫さんは過去に2回、大きな病に倒れた。それでも「もう一度だけ頑張ってみよう」と厨房に戻り、客のために鍋を振り続ける。
 「お客さんの支えでやってこられました。感謝しかありません。あと何年できるか分からないが、味を落とさず最後まで頑張りたい。これからもよろしくお願いします」と、夫妻は声をそろえ、今まで来てくれた客へ感謝を伝えた。
 メニューや営業カレンダーは慶華楼のサイト=QRコード=へ。
(夏目敬介)

 豊橋市多米中町の中華料理店「慶華楼」が、5日に40周年を迎える。職人気質の店主、岡崎和夫さんと、陽気な笑顔で客を迎える妻の和江さんが切り盛りする。地元の人だけでなく、多米街道を行き交うサラリーマンや家族連れ、さらには慶華楼の味を求め遠方からやってくる人など、多くのファンが足しげく通う「町中華」の老舗だ。
 和夫さんが料理人を志したのは、高師町にある「慶華楼 本店」でのアルバイトがきっかけ。高校卒業後に上京し、六本木や半蔵門などの店で腕を磨いた。修行中に和江さんと出会い結婚。帰郷し24歳で店を構えた。
 東京仕込みの本格的な味をベースに東三河の味を交え、地域に受け入れてもらえるようアレンジを続けた。そのひたむきな創意工夫が、年代を問わず多くの人の心と胃袋をつかんだ。
 ごまをたっぷり使い特製ラー油がピリリときいた担々麺、岡崎さん夫妻が餡を練り包む手作り餃子など、どこでも食べられる料理がここでしか食べられない味に仕上がっている。
 「おいしいものをおなかいっぱい食べてほしい」との思いから、食材や調理に妥協はない。物価高騰のあおりを受けながらも、値段を維持し続けている。
 和夫さんは過去に2回、大きな病に倒れた。それでも「もう一度だけ頑張ってみよう」と厨房に戻り、客のために鍋を振り続ける。
 「お客さんの支えでやってこられました。感謝しかありません。あと何年できるか分からないが、味を落とさず最後まで頑張りたい。これからもよろしくお願いします」と、夫妻は声をそろえ、今まで来てくれた客へ感謝を伝えた。
 メニューや営業カレンダーは慶華楼のサイト=QRコード=へ。
(夏目敬介)

「これからもよろしくお願いします」と岡崎さん夫妻
「これからもよろしくお願いします」と岡崎さん夫妻
多米街道沿いに建つ町中華の老舗「慶華楼」
多米街道沿いに建つ町中華の老舗「慶華楼」
豊橋の多米「慶華楼」 5日に40周年

カテゴリー:社会・経済

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