道の駅「したら」に田口線ガチャ登場

豊鉄100周年記念で設楽町観光協会発売

　設楽町観光協会は３日、豊橋鉄道が１００周年を迎えたのを記念し、「豊鉄１００周年おめでとう！田口線ガチャ」を道の駅「したら」で発売した。「当たり」が出ると往年の硬券切符と交換できる。１回５００円。
　地域の総合交通を支えてきた豊橋鉄道を祝福しようと企画。設楽町は現在、路線バス「田口新城線」が走る。１９５６～68年９月には豊橋鉄道田口線があった。道の駅「したら」には田口線の木製車両を展示している。
　ガチャは田口線の11駅の「駅名板キーホルダー」に、当たりが出ると硬券切符に引き換えができる。硬券は「三河田口」か「三河海老」発で「豊橋」「豊川」「神宮前」行きの計７種類を用意する。
　路線バス「田口新城線」利用者には「バススタンプ」の押印や、記念定規をプレゼントする。

パネルで1世紀の歴史も紹介

　５月中旬まで、駅２階で「豊鉄１００年のあゆみ」展を開催。「創業時から戦争時代」「戦後から復興、拡大の時代」「忍び寄るモータリゼーションの影」などテーマに合わせた14枚のＢ２判パネルを展示している。
　観光協会は「地域資源や産業遺産の魅力に触れてもらいたい」と話している。問い合わせは設楽町観光協会（０５３６・62・１０００）へ。
【安藤聡】