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東三河初のオートストア導入 トヨコンの物流センター完成

完成した新物流センター=豊川市上長山町で
完成した新物流センター=豊川市上長山町で
明石社長(左から3人目)らによるテープカット
明石社長(左から3人目)らによるテープカット

 豊川市の物流総合商社「トヨコン」が、上長山町に建設していた東三河初の「オートストア(自動倉庫型ピッキングシステム)」を導入した物流センター「豊川ロジテックセンター」が完成した。現地で11日、完成式があった。来年5月に本稼働する。
 取引先企業が、県外にあるメイン物流センターの豊川市内への移転を検討していた。トヨコンの省人化設備の提案が顧客ニーズとマッチし、新センターの共同プロジェクトが2022年春に始まった。昨年5月に着工した。
 敷地は約4700平方㍍。建物は鉄骨2階建て延べ約4000平方㍍。オートストアは、ロボットがコンテナを出し入れする仕組みで、省人化が可能になる。倉庫機能に加え、ピッキング機能も備える。
 トヨコンは、省人化機器・設備の取り扱いやシステム開発のサービスを提供している。今回のセンターは、強みとなるサービスを生かし、AGV(自動搬送機)や、独自開発の仕分けシステム「WMS(倉庫管理システム)」を導入する。
 明石耕作社長は「2030年に向けたDX推進・SDGs推進・地域社会との連携―の3本柱をおいて変革に取り組むビジョン『トランスフォームトヨコン』の第一歩になる施設です。今年9月には60周年。社員が一丸となって頑張っていきます」と述べた。
【竹下貴信】

 豊川市の物流総合商社「トヨコン」が、上長山町に建設していた東三河初の「オートストア(自動倉庫型ピッキングシステム)」を導入した物流センター「豊川ロジテックセンター」が完成した。現地で11日、完成式があった。来年5月に本稼働する。
 取引先企業が、県外にあるメイン物流センターの豊川市内への移転を検討していた。トヨコンの省人化設備の提案が顧客ニーズとマッチし、新センターの共同プロジェクトが2022年春に始まった。昨年5月に着工した。
 敷地は約4700平方㍍。建物は鉄骨2階建て延べ約4000平方㍍。オートストアは、ロボットがコンテナを出し入れする仕組みで、省人化が可能になる。倉庫機能に加え、ピッキング機能も備える。
 トヨコンは、省人化機器・設備の取り扱いやシステム開発のサービスを提供している。今回のセンターは、強みとなるサービスを生かし、AGV(自動搬送機)や、独自開発の仕分けシステム「WMS(倉庫管理システム)」を導入する。
 明石耕作社長は「2030年に向けたDX推進・SDGs推進・地域社会との連携―の3本柱をおいて変革に取り組むビジョン『トランスフォームトヨコン』の第一歩になる施設です。今年9月には60周年。社員が一丸となって頑張っていきます」と述べた。
【竹下貴信】

完成した新物流センター=豊川市上長山町で
完成した新物流センター=豊川市上長山町で
明石社長(左から3人目)らによるテープカット
明石社長(左から3人目)らによるテープカット

カテゴリー:社会・経済

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