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豊川で東海初のハグフォトチャリティーイベント

カメラに向けて満面の笑みでハグする親子ら=ファンファクトリーで
カメラに向けて満面の笑みでハグする親子ら=ファンファクトリーで

 全国のフリーカメラマンや写真館経営者でなるキセキプロジェクトは9日、豊川市末広通3のコミュニティ・カフェ・ファンファクトリーで「ハグフォトチャリティーイベント」を開いた。東海地方では初開催で、100組以上の家族連れなどが参加。抱き合う姿をとらえた写真代の一部を義援金とし、九州北部豪雨の被災地に送られる。
 親子や夫婦、友人らはハグし合うと、思わず満面の笑みを浮かべた。その姿を、スタジオ・アマレット(豊川市大木町)代表で、写真家の「Mari」こと弓場真梨さん(35)がカメラで撮り納めた。写真はすぐに2Lサイズで現像。特製フレームに入れられ、参加者は1500円で購入した。そのうち500円が日本赤十字社を通じ、九州の被災地の復興支援金にあてられる。
 2011(平成23)年7月に発足したキセキプロジェクト。加盟する約80人は主に七五三や成人式、結婚式での撮影を担ってきたが、晴れの舞台以外で記念に残る写真を活用したチャリティーを企画。発案した弓場さんは「大切なものが失われた被災地のために、写真の力を通じて何かできないかと考えた」と明かした。
 この活動は全国各地で行われており、弓場さんは5日の東京・銀座でのイベントにも参加。「半数が外国人の方だったけど、ハグの力は国籍も関係ない。みんなが一瞬で笑顔になれる」と語る。語呂合わせで8月9日を「ハグの日」とし、来年以降も地元で続ける意向だ。
 豊橋市嵩山町から来た主婦・後藤梓さん(32)は、長男・新太(あらた)君(3)や友人家族らとハグし、思い出をつくった。完成した写真に「普段はハグして撮る機会がないので、一生の記念になる。早速部屋に飾りたい」と笑顔だった。
(由本裕貴)

 全国のフリーカメラマンや写真館経営者でなるキセキプロジェクトは9日、豊川市末広通3のコミュニティ・カフェ・ファンファクトリーで「ハグフォトチャリティーイベント」を開いた。東海地方では初開催で、100組以上の家族連れなどが参加。抱き合う姿をとらえた写真代の一部を義援金とし、九州北部豪雨の被災地に送られる。
 親子や夫婦、友人らはハグし合うと、思わず満面の笑みを浮かべた。その姿を、スタジオ・アマレット(豊川市大木町)代表で、写真家の「Mari」こと弓場真梨さん(35)がカメラで撮り納めた。写真はすぐに2Lサイズで現像。特製フレームに入れられ、参加者は1500円で購入した。そのうち500円が日本赤十字社を通じ、九州の被災地の復興支援金にあてられる。
 2011(平成23)年7月に発足したキセキプロジェクト。加盟する約80人は主に七五三や成人式、結婚式での撮影を担ってきたが、晴れの舞台以外で記念に残る写真を活用したチャリティーを企画。発案した弓場さんは「大切なものが失われた被災地のために、写真の力を通じて何かできないかと考えた」と明かした。
 この活動は全国各地で行われており、弓場さんは5日の東京・銀座でのイベントにも参加。「半数が外国人の方だったけど、ハグの力は国籍も関係ない。みんなが一瞬で笑顔になれる」と語る。語呂合わせで8月9日を「ハグの日」とし、来年以降も地元で続ける意向だ。
 豊橋市嵩山町から来た主婦・後藤梓さん(32)は、長男・新太(あらた)君(3)や友人家族らとハグし、思い出をつくった。完成した写真に「普段はハグして撮る機会がないので、一生の記念になる。早速部屋に飾りたい」と笑顔だった。
(由本裕貴)

カメラに向けて満面の笑みでハグする親子ら=ファンファクトリーで
カメラに向けて満面の笑みでハグする親子ら=ファンファクトリーで

カテゴリー:社会・経済

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