「華墨会」100回記念展
故・大澤華空さんが1965(昭和40)年に創設した、豊橋を拠点に活動している書道団体「華墨会」(大澤華香会主)の第100回記念展が13日、豊橋市美術博物館で始まった。23人が自由な発想で創作した作品38点を展示、見事な墨跡が来場者の目を引いている。17日まで。
100回を区切りに華墨会としての展覧会は今回が最後となり、今後は有志で活動していく。
最後の展覧会は、出品者たちがこれまで以上に力作を展示。大澤会主は、味わい深い字で宮沢賢治の詩「雨ニモマケズ」を書き、大木雅人会長の掛け軸2枚を1つの作品として仕上げた「昇龍」は、今にも龍が天に駆け上がっていく雰囲気が伝わり力強い。
このほか、畳6枚分もある大迫力の大作「飛」(竹生渓泉さん)や、筆跡の美しさが際立つ「道ひとすじ」(寺田華徑さん)など、見応えあふれる作品が並ぶ。
また特別展示として、大澤華空さんの作品を3点展示。うち「天真」は、天真爛漫な雰囲気が伝わり、書の楽しさも堪能できる。
大澤会主は「華墨会は今回で終わりますが、新しい時代にふさわしい活動を有志で行っていきますので、今後も温かく見守ってください」と話していた。
(竹下貴信)
故・大澤華空さんが1965(昭和40)年に創設した、豊橋を拠点に活動している書道団体「華墨会」(大澤華香会主)の第100回記念展が13日、豊橋市美術博物館で始まった。23人が自由な発想で創作した作品38点を展示、見事な墨跡が来場者の目を引いている。17日まで。
100回を区切りに華墨会としての展覧会は今回が最後となり、今後は有志で活動していく。
最後の展覧会は、出品者たちがこれまで以上に力作を展示。大澤会主は、味わい深い字で宮沢賢治の詩「雨ニモマケズ」を書き、大木雅人会長の掛け軸2枚を1つの作品として仕上げた「昇龍」は、今にも龍が天に駆け上がっていく雰囲気が伝わり力強い。
このほか、畳6枚分もある大迫力の大作「飛」(竹生渓泉さん)や、筆跡の美しさが際立つ「道ひとすじ」(寺田華徑さん)など、見応えあふれる作品が並ぶ。
また特別展示として、大澤華空さんの作品を3点展示。うち「天真」は、天真爛漫な雰囲気が伝わり、書の楽しさも堪能できる。
大澤会主は「華墨会は今回で終わりますが、新しい時代にふさわしい活動を有志で行っていきますので、今後も温かく見守ってください」と話していた。
(竹下貴信)