文字の大きさ

豊川特別支援学校本宮校舎でロボット講座

昔ながらのロボットを触って楽しむ生徒と、それを見守る西山さん㊨=豊川特別支援学校本宮校舎で
昔ながらのロボットを触って楽しむ生徒と、それを見守る西山さん㊨=豊川特別支援学校本宮校舎で

 豊川市大木町の県立豊川特別支援学校(河合千丈校長)本宮校舎で28日、県産業労働部モノづくり魂浸透事業として「ロボ太郎」こと愛知工業大学ALTプロジェクトディレクター西山禎泰さん(48)が高等部の生徒79人に「夢のロボット実現に向けて」と題した出前講座を行った。
 ロボット開発や研究に従事する西山さんは、昔のからくり人形などを操って歴史を解説。AI(人口知能)や、インターネットでモノを制御するIоTなど進歩する技術や事例を写真で説明し、レジ打ちから料理、手術ができるロボットや、蒲郡市のラグーナテンボスにある変なホテルでも恐竜ロボットが受付を行っていると紹介した。
 スマートフォンから情報を伝えてダンスしたり、会話できるかわいいロボットも紹介。ドローン(無人航空機)も飛ばし、生徒らは驚きの声を上げるなど強い関心を示した。
 生徒からは、ロボットの進化で人間の力の衰退や危険性を心配する声が上がったが、西山さんは「どこまでロボットに任せるかを考えるのが人の役目。人が悪さをさせなければロボットも怖くはない。どんな未来になるかは、みんながロボットとどう付き合っていくかで決まる」と話した。
 同校からは産業ロボットが導入された製造企業に就職する生徒も多く、西山さんに木製のマガジンラックを贈った椴山拓也さん(18)は「ダンスするロボットが家にあれば楽しい。ものづくりの仕事に興味が湧いた」と話した。
(由本裕貴)

 豊川市大木町の県立豊川特別支援学校(河合千丈校長)本宮校舎で28日、県産業労働部モノづくり魂浸透事業として「ロボ太郎」こと愛知工業大学ALTプロジェクトディレクター西山禎泰さん(48)が高等部の生徒79人に「夢のロボット実現に向けて」と題した出前講座を行った。
 ロボット開発や研究に従事する西山さんは、昔のからくり人形などを操って歴史を解説。AI(人口知能)や、インターネットでモノを制御するIоTなど進歩する技術や事例を写真で説明し、レジ打ちから料理、手術ができるロボットや、蒲郡市のラグーナテンボスにある変なホテルでも恐竜ロボットが受付を行っていると紹介した。
 スマートフォンから情報を伝えてダンスしたり、会話できるかわいいロボットも紹介。ドローン(無人航空機)も飛ばし、生徒らは驚きの声を上げるなど強い関心を示した。
 生徒からは、ロボットの進化で人間の力の衰退や危険性を心配する声が上がったが、西山さんは「どこまでロボットに任せるかを考えるのが人の役目。人が悪さをさせなければロボットも怖くはない。どんな未来になるかは、みんながロボットとどう付き合っていくかで決まる」と話した。
 同校からは産業ロボットが導入された製造企業に就職する生徒も多く、西山さんに木製のマガジンラックを贈った椴山拓也さん(18)は「ダンスするロボットが家にあれば楽しい。ものづくりの仕事に興味が湧いた」と話した。
(由本裕貴)

昔ながらのロボットを触って楽しむ生徒と、それを見守る西山さん㊨=豊川特別支援学校本宮校舎で
昔ながらのロボットを触って楽しむ生徒と、それを見守る西山さん㊨=豊川特別支援学校本宮校舎で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

 PR

PR