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地域ゆかりの戦国武将の人形作る

人形を作った鈴木さん(中)と内藤直子さん(右)。左は道の駅鳳来三河三石の河田敏範駅長
人形を作った鈴木さん(中)と内藤直子さん(右)。左は道の駅鳳来三河三石の河田敏範駅長

 新城市鳳来山吉田地区の女性たちが、戦国時代に新城地域の城主や徳川家の家臣となった井伊家ゆかりの武将の人形を作った。井伊家には来年のNHK大河ドラマの主人公井伊直虎もいることから潮時ととらえ、「郷土を知ってもらえば」と話している。人形は来月31日まで市役所に展示している。
 山吉田地区は静岡県浜松市北区に隣接。戦国時代には柿本城が築城され、城主の鈴木重時は徳川家康が遠州侵攻際に道案内をした井伊谷三人衆の一人となっている。また北区は女性の井伊直虎が城主となった井伊谷城があるなど歴史的にもゆかりがある。
 人形は地元の鈴木優子さん(58)ら女性5人で計18体作った。柿本城跡では男性たちが散策路整備などを行っており、「私たちにもできないか」と各家庭で使われていない古布を使って2カ月で仕上げた。
 取り上げたのは鈴木重時と長男の重好、三人衆で宇利城主・遠藤康用(やすもち)、都田城主・菅沼忠久、井伊直虎も出家した際の「次郎法師」との2体、直虎の養子・井伊直政も幼少期の虎松との2体が見られる。大きさは10㌢から20㌢となっている。
 「作っていくうちに紹介しなければならない人の存在に気づき、15人になりました」と鈴木さん。足軽の3人も加えている。
 同市では市役所本庁舎1階で展示している。
(安藤聡)

 新城市鳳来山吉田地区の女性たちが、戦国時代に新城地域の城主や徳川家の家臣となった井伊家ゆかりの武将の人形を作った。井伊家には来年のNHK大河ドラマの主人公井伊直虎もいることから潮時ととらえ、「郷土を知ってもらえば」と話している。人形は来月31日まで市役所に展示している。
 山吉田地区は静岡県浜松市北区に隣接。戦国時代には柿本城が築城され、城主の鈴木重時は徳川家康が遠州侵攻際に道案内をした井伊谷三人衆の一人となっている。また北区は女性の井伊直虎が城主となった井伊谷城があるなど歴史的にもゆかりがある。
 人形は地元の鈴木優子さん(58)ら女性5人で計18体作った。柿本城跡では男性たちが散策路整備などを行っており、「私たちにもできないか」と各家庭で使われていない古布を使って2カ月で仕上げた。
 取り上げたのは鈴木重時と長男の重好、三人衆で宇利城主・遠藤康用(やすもち)、都田城主・菅沼忠久、井伊直虎も出家した際の「次郎法師」との2体、直虎の養子・井伊直政も幼少期の虎松との2体が見られる。大きさは10㌢から20㌢となっている。
 「作っていくうちに紹介しなければならない人の存在に気づき、15人になりました」と鈴木さん。足軽の3人も加えている。
 同市では市役所本庁舎1階で展示している。
(安藤聡)

人形を作った鈴木さん(中)と内藤直子さん(右)。左は道の駅鳳来三河三石の河田敏範駅長
人形を作った鈴木さん(中)と内藤直子さん(右)。左は道の駅鳳来三河三石の河田敏範駅長

カテゴリー:社会・経済

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