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豊川出身の星野さん 日本デザイン書道大賞で優秀賞

優秀賞に輝いた「こいうま」のパッケージを手にする星野さん
優秀賞に輝いた「こいうま」のパッケージを手にする星野さん

 筆文字作品のコンペティション「第18回日本デザイン大賞」で、豊川市出身のデザイン書道作家・星野友梨子さん(日本デザイン書道作家協会副理事)=東京都品川区=が優秀賞を受賞した。受賞作は豆腐「こいうま」のパッケージ。星野さんは「筆文字の仕事をするため上京し6年。初めての賞なのでとても嬉しい」と喜びを語る。
 星野さんは1982年生まれで、同市立一宮中学校、県立国府高校、愛知学泉短大を卒業。書道は6歳から始め、学生時代まで古典を学んでいたが中断、保育園勤務時に筆耕を経験したことで書の仕事への思いが強くなり、6年前に一念発起して上京した。
 デザイン書道作家・久木田ヒロノブ氏に師事、現在は東京に事務所を構え、TV番組のタイトルやテロップ、書籍題字、商品パッケージロゴ、販促デザインなど、広告媒体に使う商業用の筆文字制作に携わっている。
 今回挑戦した「日本デザイン書道大賞」は、国内外のデザイナーや書家、デザイン書道家らによる、さまざまな媒体で使われた“筆文字作品”のデザイン性や創造性を競うコンペ。今年は204作品が寄せられ、専門家らによる厳正な審査が行われ、各賞が決まった。
 星野さんが手掛けた作品は、さとの雪食品(徳島県鳴門市)の豆腐「こいうま」のパッケージ。日頃は商品ロゴのみの仕事が多いが、「こいうま」に関してはパッケージ全体のデザインを手掛けた。コンセプトは“こだわりの中にある親しみやすさと安心感”で、審査では「商品のコンセプト、イメージに沿って描き出す文字をしっかり探った」との評価を受けた。
 受賞について「依頼してくださる企業とユーザー、双方の立場で考え制作した。自分の持ち味が生かせる内容の依頼だからこそいただけた賞だと思うので、メーカー様には感謝の気持ちでいっぱいです」と喜び、「今後は自分の文字を使った製品をデザインし、発信してみたい。いずれ地元豊川にも恩返しできるような活動も」と語る。星野さんの活動はHP(http://yurikohoshino.com)で。
 また、同大賞では豊橋市のデザイン書道作家・鈴木愛さんの作品「N VIDIA(エヌ ビィディア)」も入選に輝いた。
(田中博子)

 筆文字作品のコンペティション「第18回日本デザイン大賞」で、豊川市出身のデザイン書道作家・星野友梨子さん(日本デザイン書道作家協会副理事)=東京都品川区=が優秀賞を受賞した。受賞作は豆腐「こいうま」のパッケージ。星野さんは「筆文字の仕事をするため上京し6年。初めての賞なのでとても嬉しい」と喜びを語る。
 星野さんは1982年生まれで、同市立一宮中学校、県立国府高校、愛知学泉短大を卒業。書道は6歳から始め、学生時代まで古典を学んでいたが中断、保育園勤務時に筆耕を経験したことで書の仕事への思いが強くなり、6年前に一念発起して上京した。
 デザイン書道作家・久木田ヒロノブ氏に師事、現在は東京に事務所を構え、TV番組のタイトルやテロップ、書籍題字、商品パッケージロゴ、販促デザインなど、広告媒体に使う商業用の筆文字制作に携わっている。
 今回挑戦した「日本デザイン書道大賞」は、国内外のデザイナーや書家、デザイン書道家らによる、さまざまな媒体で使われた“筆文字作品”のデザイン性や創造性を競うコンペ。今年は204作品が寄せられ、専門家らによる厳正な審査が行われ、各賞が決まった。
 星野さんが手掛けた作品は、さとの雪食品(徳島県鳴門市)の豆腐「こいうま」のパッケージ。日頃は商品ロゴのみの仕事が多いが、「こいうま」に関してはパッケージ全体のデザインを手掛けた。コンセプトは“こだわりの中にある親しみやすさと安心感”で、審査では「商品のコンセプト、イメージに沿って描き出す文字をしっかり探った」との評価を受けた。
 受賞について「依頼してくださる企業とユーザー、双方の立場で考え制作した。自分の持ち味が生かせる内容の依頼だからこそいただけた賞だと思うので、メーカー様には感謝の気持ちでいっぱいです」と喜び、「今後は自分の文字を使った製品をデザインし、発信してみたい。いずれ地元豊川にも恩返しできるような活動も」と語る。星野さんの活動はHP(http://yurikohoshino.com)で。
 また、同大賞では豊橋市のデザイン書道作家・鈴木愛さんの作品「N VIDIA(エヌ ビィディア)」も入選に輝いた。
(田中博子)

優秀賞に輝いた「こいうま」のパッケージを手にする星野さん
優秀賞に輝いた「こいうま」のパッケージを手にする星野さん

カテゴリー:社会・経済

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