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鈴木さんが病に負けず俳句集発刊

俳句集の出版をPRする鈴木氏=東愛知新聞社で
俳句集の出版をPRする鈴木氏=東愛知新聞社で

 病床にありながらつづった俳句を集めた「五雨(ごう)の俳句集<気まぐれ>」を、豊生病院理事長の鈴木剛さんが「鈴木五雨」の筆名で出版した。障害等級1級に認定された人でも「これだけできるぞ」ということを示し、皆の励みになればと出版に踏み切った。
 鈴木さんは約4年前から人工透析を受け、一昨年には心臓のバイパス手術を行い、昨年の7月まで車いすの生活を余儀なくされた。今は少しずつ元気を取り戻しつつある状態だが、いつ体調が悪化してもおかしくない状況で、世の中に何か痕跡を残したいという思いもあった。
 句集には290句が収められ、その内の90句には俳句を詠む時の心情などが書き添えられている。
 寄稿文を寄せた「ぼくらの七日間戦争」などで有名な小説家・宗田理(おさむ)氏は「暗愁とユーモアが全体的に色濃く流れていて、それが心惹かれる」と作品を評している。
 表紙には、5歳の孫・鈴木改くんの絵が使われ、本編中の挿絵は美術団体「等迦会」顧問で画家の上田央(おう)氏が提供している。
 大陽出版(豊橋市神野新田町)から発刊し、1200円(税込)。書店のほか、アマゾンでの販売も予定している。
 鈴木氏は3月22日から、豊橋市大井町のギャラリー珈琲茶房「縁六」で俳句の個展を計画、新たな小説を出版する意欲も見せる。
(井嶋義典)

 病床にありながらつづった俳句を集めた「五雨(ごう)の俳句集<気まぐれ>」を、豊生病院理事長の鈴木剛さんが「鈴木五雨」の筆名で出版した。障害等級1級に認定された人でも「これだけできるぞ」ということを示し、皆の励みになればと出版に踏み切った。
 鈴木さんは約4年前から人工透析を受け、一昨年には心臓のバイパス手術を行い、昨年の7月まで車いすの生活を余儀なくされた。今は少しずつ元気を取り戻しつつある状態だが、いつ体調が悪化してもおかしくない状況で、世の中に何か痕跡を残したいという思いもあった。
 句集には290句が収められ、その内の90句には俳句を詠む時の心情などが書き添えられている。
 寄稿文を寄せた「ぼくらの七日間戦争」などで有名な小説家・宗田理(おさむ)氏は「暗愁とユーモアが全体的に色濃く流れていて、それが心惹かれる」と作品を評している。
 表紙には、5歳の孫・鈴木改くんの絵が使われ、本編中の挿絵は美術団体「等迦会」顧問で画家の上田央(おう)氏が提供している。
 大陽出版(豊橋市神野新田町)から発刊し、1200円(税込)。書店のほか、アマゾンでの販売も予定している。
 鈴木氏は3月22日から、豊橋市大井町のギャラリー珈琲茶房「縁六」で俳句の個展を計画、新たな小説を出版する意欲も見せる。
(井嶋義典)

俳句集の出版をPRする鈴木氏=東愛知新聞社で
俳句集の出版をPRする鈴木氏=東愛知新聞社で

カテゴリー:社会・経済

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