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自動車輸入 金額、台数とも25年連続全国一

 名古屋税関豊橋税関支署が26日発表した2017(平成29)年の三河港貿易概況(速報)によると、自動車輸入が金額、台数とも25年連続で全国一となった。金額は6000億円を突破し、台数とともに過去最高。一方、自動車輸出は金額が6年連続で全国2位、台数も2年ぶりに増加して2位に返り咲き、自動車港湾・三河港を堅持した。
 同港の輸入額は、前年比11・1%増の7119億7800万円で8年連続の増加。主要品の自動車が増え、全体の85%を占める。鉄鋼、絶縁電線及び絶縁ケーブルも増加した。果実は減少した。
 自動車輸入は金額で9・1%増の6048億5000万円。8年連続で増加し、過去最高の前年を上回り、最高額を更新した。全国シェアは46・3%。
 台数は3年ぶりに増加し、6・1%増の18万9969台で過去最高台数となった。全国シェアは52・8%。4年連続で50%を超えた。
 輸入車の金額増加が続いており、1台あたりの平均単価は上昇、高級車が入っている格好だ。
 輸入額の国別では、ドイツが最も多く、自動車などが増えて11・6%増加。自動車が主要品目の英国、ベルギーも増えた。
 同港の輸出額は2年ぶりに増加し、前年比7・7%増の2兆5717億1500万円。主要品の自動車が増え、全体の95・7%を占める。船舶類は減少し、その他の化学製品、鉄鋼などが増加した。
 自動車輸出は金額、台数とも2年ぶりの増加。金額が8・4%増の2兆4623億1100万円で、台数は7・9%増の93万4331台。いずれも名古屋港に次ぐ全国2位となった。
 輸出額の国別では、米国が最も多く、自動車などが増加し11・2%増。カナダ、中国なども増え、ドイツは減少した。
 輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は、1兆8597億3700万円の輸出超過だった。
(中村晋也)

 名古屋税関豊橋税関支署が26日発表した2017(平成29)年の三河港貿易概況(速報)によると、自動車輸入が金額、台数とも25年連続で全国一となった。金額は6000億円を突破し、台数とともに過去最高。一方、自動車輸出は金額が6年連続で全国2位、台数も2年ぶりに増加して2位に返り咲き、自動車港湾・三河港を堅持した。
 同港の輸入額は、前年比11・1%増の7119億7800万円で8年連続の増加。主要品の自動車が増え、全体の85%を占める。鉄鋼、絶縁電線及び絶縁ケーブルも増加した。果実は減少した。
 自動車輸入は金額で9・1%増の6048億5000万円。8年連続で増加し、過去最高の前年を上回り、最高額を更新した。全国シェアは46・3%。
 台数は3年ぶりに増加し、6・1%増の18万9969台で過去最高台数となった。全国シェアは52・8%。4年連続で50%を超えた。
 輸入車の金額増加が続いており、1台あたりの平均単価は上昇、高級車が入っている格好だ。
 輸入額の国別では、ドイツが最も多く、自動車などが増えて11・6%増加。自動車が主要品目の英国、ベルギーも増えた。
 同港の輸出額は2年ぶりに増加し、前年比7・7%増の2兆5717億1500万円。主要品の自動車が増え、全体の95・7%を占める。船舶類は減少し、その他の化学製品、鉄鋼などが増加した。
 自動車輸出は金額、台数とも2年ぶりの増加。金額が8・4%増の2兆4623億1100万円で、台数は7・9%増の93万4331台。いずれも名古屋港に次ぐ全国2位となった。
 輸出額の国別では、米国が最も多く、自動車などが増加し11・2%増。カナダ、中国なども増え、ドイツは減少した。
 輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は、1兆8597億3700万円の輸出超過だった。
(中村晋也)

カテゴリー:社会・経済

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