渥美半島で干し芋作り真っ盛り
渥美半島で干し芋(芋切り干し)作りが最盛期を迎えている。寒さが強まる12~2月頃を中心に生産が本格化。半島独特の北風を受け、甘みの乗った干し芋が作られる。
田原市波瀬町では、“にんじん芋”と呼ばれる隼人芋を使って、立岩新治さん(66)が建て小屋の工房で黙々と干し芋作りに励む。
収穫した芋は厳選し、約2カ月間熟成。濃厚な甘みを引き出し凝縮させるため、低温で時間をかけながら蒸し上げる。芋は一つずつ丁寧に皮をむき、包丁で一定の厚みを持たせながら薄切りに。ハウスで約10日前後かけて天日干しにかける。
手作業による昔ながらの工程にこだわることで「うまみがぎゅっと詰まった干し芋」(立岩さん)に仕上がるという。
立岩さんの干し芋は、同市が独自に定める「渥美半島たはらブランド」の認定品で、「からっ風田原の芋切」として、豊橋駅隣接の商業施設で売られている。
(千葉敬也)
渥美半島で干し芋(芋切り干し)作りが最盛期を迎えている。寒さが強まる12~2月頃を中心に生産が本格化。半島独特の北風を受け、甘みの乗った干し芋が作られる。
田原市波瀬町では、“にんじん芋”と呼ばれる隼人芋を使って、立岩新治さん(66)が建て小屋の工房で黙々と干し芋作りに励む。
収穫した芋は厳選し、約2カ月間熟成。濃厚な甘みを引き出し凝縮させるため、低温で時間をかけながら蒸し上げる。芋は一つずつ丁寧に皮をむき、包丁で一定の厚みを持たせながら薄切りに。ハウスで約10日前後かけて天日干しにかける。
手作業による昔ながらの工程にこだわることで「うまみがぎゅっと詰まった干し芋」(立岩さん)に仕上がるという。
立岩さんの干し芋は、同市が独自に定める「渥美半島たはらブランド」の認定品で、「からっ風田原の芋切」として、豊橋駅隣接の商業施設で売られている。
(千葉敬也)