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蒲郡で「南津海」収穫始まる

たわわに実った南津海を収穫する杉浦さん=蒲郡市神ノ郷町で
たわわに実った南津海を収穫する杉浦さん=蒲郡市神ノ郷町で

 初夏においしく食べられると名付けられた、かんきつ品種「南津海(なつみ)」が、蒲郡市のビニールハウスで収穫が始まった。生産農家は「今年も甘みいっぱいの果汁を楽しめる味になった」と出来栄えを語る。9日から名古屋や東京などで販売される。
 南津海は「カラマンダリン」と「吉浦ポンカン」を交配した品種。JA蒲郡市によると、蒲郡では冬から春にかけて収穫される新たな中晩柑品種をと2010(平成22)年から試験的にビニールハウスで栽培を始め、加温を行うことなく栽培できることから「産地化品種」に指定して販売強化した。
 同農協管内では「甘くてむきやすく、果汁たっぷり」の出来栄えで年々栽培面積が増えており、今季は過去最大の4・1㌶、生産量も最多の83㌧を見込む。
 この日、同市神ノ郷町の杉浦拓也さん(35)方のビニールハウス内ではさわやかな香りが広がる中、父の義行さん(62)と母の栄子さん(59)の3人がハサミを入れて収穫した。
 販売は9日から来月上旬までという。
(安藤聡)

 初夏においしく食べられると名付けられた、かんきつ品種「南津海(なつみ)」が、蒲郡市のビニールハウスで収穫が始まった。生産農家は「今年も甘みいっぱいの果汁を楽しめる味になった」と出来栄えを語る。9日から名古屋や東京などで販売される。
 南津海は「カラマンダリン」と「吉浦ポンカン」を交配した品種。JA蒲郡市によると、蒲郡では冬から春にかけて収穫される新たな中晩柑品種をと2010(平成22)年から試験的にビニールハウスで栽培を始め、加温を行うことなく栽培できることから「産地化品種」に指定して販売強化した。
 同農協管内では「甘くてむきやすく、果汁たっぷり」の出来栄えで年々栽培面積が増えており、今季は過去最大の4・1㌶、生産量も最多の83㌧を見込む。
 この日、同市神ノ郷町の杉浦拓也さん(35)方のビニールハウス内ではさわやかな香りが広がる中、父の義行さん(62)と母の栄子さん(59)の3人がハサミを入れて収穫した。
 販売は9日から来月上旬までという。
(安藤聡)

たわわに実った南津海を収穫する杉浦さん=蒲郡市神ノ郷町で
たわわに実った南津海を収穫する杉浦さん=蒲郡市神ノ郷町で

カテゴリー:社会・経済

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