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田口線フォトフレーム完成

田口線車両のフォトフレームに収まる奥三河観光協議会スタッフら=新城市八束穂の道の駅もっくる新城で
田口線車両のフォトフレームに収まる奥三河観光協議会スタッフら=新城市八束穂の道の駅もっくる新城で

 新城市と設楽町の間を半世紀前まで走っていた田口線の面影をと、奥三河観光協議会は、当時走っていた車両の形をしたフォトフレームを作った。
 田口線は新城市長篠のJR飯田線本長篠駅と設楽町田口の三河田口駅を結ぶ全延長22・6㌔のローカル線。1968(昭和43)年8月31日に廃線となった。
 フォトフレームは今年で50年となるためイベントなどで活用してもらおうと作った。発泡スチロール製で縦70㌢、横60㌢。車両前面をイメージし、ペットボトルの底部分でヘッドランプ、ゼリーのカップでフロントランプを添え、緑とクリーム色の車体を色づけた。
 沿線だった設楽町内では廃線から50年目となる9月1、2の両日にイベントが行われるほか、新城市内では鳳来寺山もみじまつりに合わせて11月に門谷地内で写真展が計画される。
 協議会の鈴木真由子さんは「線路がなくなった今でもかつての沿線にはトンネルや橋脚跡など遺構があります。被写体となる人たちで列車になって撮影してもらえれば」と話している。
 今後は、車掌帽や笛なども用意していくという。
(安藤聡)

 新城市と設楽町の間を半世紀前まで走っていた田口線の面影をと、奥三河観光協議会は、当時走っていた車両の形をしたフォトフレームを作った。
 田口線は新城市長篠のJR飯田線本長篠駅と設楽町田口の三河田口駅を結ぶ全延長22・6㌔のローカル線。1968(昭和43)年8月31日に廃線となった。
 フォトフレームは今年で50年となるためイベントなどで活用してもらおうと作った。発泡スチロール製で縦70㌢、横60㌢。車両前面をイメージし、ペットボトルの底部分でヘッドランプ、ゼリーのカップでフロントランプを添え、緑とクリーム色の車体を色づけた。
 沿線だった設楽町内では廃線から50年目となる9月1、2の両日にイベントが行われるほか、新城市内では鳳来寺山もみじまつりに合わせて11月に門谷地内で写真展が計画される。
 協議会の鈴木真由子さんは「線路がなくなった今でもかつての沿線にはトンネルや橋脚跡など遺構があります。被写体となる人たちで列車になって撮影してもらえれば」と話している。
 今後は、車掌帽や笛なども用意していくという。
(安藤聡)

田口線車両のフォトフレームに収まる奥三河観光協議会スタッフら=新城市八束穂の道の駅もっくる新城で
田口線車両のフォトフレームに収まる奥三河観光協議会スタッフら=新城市八束穂の道の駅もっくる新城で

カテゴリー:社会・経済

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