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田原で県肢体不自由児・者父母の会連合会が総会

表彰状を手にする受賞者=田原文化会館で
表彰状を手にする受賞者=田原文化会館で

 愛知県肢体不自由児・者父母の会連合会(会員約960人)は16日、田原市田原文化会館で総会を開いた。任期満了に伴う役員改選で、新会長に荻野義昭さん(岡崎市)を選んだほか、10年以上役員を務めた会員らへ感謝状が贈られた。
 冒頭、8年半会長を務めた中神達二さん(豊橋市)は、重症心身障害児者の支援策や生活保障としての年金問題、加齢とともに進む二次障害など、障害者を取り巻く課題に触れ「障害を持つ子どもたちが安心して暮らせる社会の構築を目指してまい進していく」とあいさつした。
 荻野新会長は、平昌冬季パラリンピックでの選手の活躍を挙げ「ものすごい可能性を私たちの子どもも持っているはず。そう確信して進んでいけば、いろいろなことが変わっていくと思う」と話した。
 総会では、障害者につく相談支援員の適正受け持ち人数の確保や、入所型施設の増床などに取り組む事業など今年度事業計画を承認。長年福祉の向上に尽力してきた人や、10年以上自分らしく生活している障害者らの表彰などがあった。
 また、交通事故で車いすになった寺島祥史さんが「自分らしく生きる」を演題に記念講演した。

チャリティ自販機設置の呼び掛けも

 会場となった田原市の肢体不自由児・者父母の会(河合文江会長)は、売り上げの一部が寄付される「チャリティ自動販売機」の設置企業、団体を募集している。
 全国では、会運営の貴重な財源となっているものの、同市内ではホテルの建設現場や家電量販店に3台ほどがあるのみで依然として設置数は少ない。
 障害者の生活の質の向上のために企画する乗馬体験や、スポーツフェスティバルなどを継続するためにも設置を求めており、河合会長は「ぜひ、ご協力をよろしくお願いします」と話している。設置の相談は河合会長(0531・23・1079)へ。
(飯塚雪)

 愛知県肢体不自由児・者父母の会連合会(会員約960人)は16日、田原市田原文化会館で総会を開いた。任期満了に伴う役員改選で、新会長に荻野義昭さん(岡崎市)を選んだほか、10年以上役員を務めた会員らへ感謝状が贈られた。
 冒頭、8年半会長を務めた中神達二さん(豊橋市)は、重症心身障害児者の支援策や生活保障としての年金問題、加齢とともに進む二次障害など、障害者を取り巻く課題に触れ「障害を持つ子どもたちが安心して暮らせる社会の構築を目指してまい進していく」とあいさつした。
 荻野新会長は、平昌冬季パラリンピックでの選手の活躍を挙げ「ものすごい可能性を私たちの子どもも持っているはず。そう確信して進んでいけば、いろいろなことが変わっていくと思う」と話した。
 総会では、障害者につく相談支援員の適正受け持ち人数の確保や、入所型施設の増床などに取り組む事業など今年度事業計画を承認。長年福祉の向上に尽力してきた人や、10年以上自分らしく生活している障害者らの表彰などがあった。
 また、交通事故で車いすになった寺島祥史さんが「自分らしく生きる」を演題に記念講演した。

チャリティ自販機設置の呼び掛けも

 会場となった田原市の肢体不自由児・者父母の会(河合文江会長)は、売り上げの一部が寄付される「チャリティ自動販売機」の設置企業、団体を募集している。
 全国では、会運営の貴重な財源となっているものの、同市内ではホテルの建設現場や家電量販店に3台ほどがあるのみで依然として設置数は少ない。
 障害者の生活の質の向上のために企画する乗馬体験や、スポーツフェスティバルなどを継続するためにも設置を求めており、河合会長は「ぜひ、ご協力をよろしくお願いします」と話している。設置の相談は河合会長(0531・23・1079)へ。
(飯塚雪)

表彰状を手にする受賞者=田原文化会館で
表彰状を手にする受賞者=田原文化会館で

カテゴリー:社会・経済

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