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豊川の桜町検討委 市へ交通量再調査を求める

桜町検討委が交通量の再調査を求める桜町地区市民館近くの交差点=豊川市桜町で
桜町検討委が交通量の再調査を求める桜町地区市民館近くの交差点=豊川市桜町で

 スズキ豊川工場撤退後に大型商業施設イオンモールが進出する計画を受け、近隣住民でなる「桜町連区・イオンモール進出予定に伴う特別検討委員会」(鈴川智彦会長)はきょう28日、豊川市に初めて要望書を提出する。市が示していた交通量調査の結果では生活道路に進入する車の対策ができないとして、住宅街に近い交差点4カ所での再調査を求める。
 昨年、市はイオンモールとの合同の住民説明会で、休日で1日あたり約1万8000台の車が来店し、姫街道方面から約40%、国道1号方面から約30%、蔵子方面から約30%の交通量が増えると予測していた。
 しかし、計画地から1㌔圏内にある桜町連区の検討委は、町内会や消防団、学校関係者などが協議した結果「調査結果の数値に不明な点や数値に不透明な点がある」とし、改めて調査を要望。
 いずれも桜町小学校の通学路となっている桜町地区市民館近くの交差点(押しボタン式信号)をはじめ、蔵子1、蔵子3、蔵子6の各交差点での交通量調査を山脇実市長に求める。
 住民が心配するのが、来店客らの車が渋滞を避けて狭い生活道路に進入する事態で、これを極力防ぐためにもピンポイントで交通量の予測を把握したい考えだ。
 元市議の鈴川会長は、独自にイオンモール長久手店やプライムツリー赤池など県内の大型商業施設が進出した地域を視察しており、地元住民としての“共存”のあり方を模索。「具体的な対策として、生活道路への進入を遠慮してもらう看板の設置や、交通誘導員の配置も必要になってくると思う」と話している。
(由本裕貴)

 スズキ豊川工場撤退後に大型商業施設イオンモールが進出する計画を受け、近隣住民でなる「桜町連区・イオンモール進出予定に伴う特別検討委員会」(鈴川智彦会長)はきょう28日、豊川市に初めて要望書を提出する。市が示していた交通量調査の結果では生活道路に進入する車の対策ができないとして、住宅街に近い交差点4カ所での再調査を求める。
 昨年、市はイオンモールとの合同の住民説明会で、休日で1日あたり約1万8000台の車が来店し、姫街道方面から約40%、国道1号方面から約30%、蔵子方面から約30%の交通量が増えると予測していた。
 しかし、計画地から1㌔圏内にある桜町連区の検討委は、町内会や消防団、学校関係者などが協議した結果「調査結果の数値に不明な点や数値に不透明な点がある」とし、改めて調査を要望。
 いずれも桜町小学校の通学路となっている桜町地区市民館近くの交差点(押しボタン式信号)をはじめ、蔵子1、蔵子3、蔵子6の各交差点での交通量調査を山脇実市長に求める。
 住民が心配するのが、来店客らの車が渋滞を避けて狭い生活道路に進入する事態で、これを極力防ぐためにもピンポイントで交通量の予測を把握したい考えだ。
 元市議の鈴川会長は、独自にイオンモール長久手店やプライムツリー赤池など県内の大型商業施設が進出した地域を視察しており、地元住民としての“共存”のあり方を模索。「具体的な対策として、生活道路への進入を遠慮してもらう看板の設置や、交通誘導員の配置も必要になってくると思う」と話している。
(由本裕貴)

桜町検討委が交通量の再調査を求める桜町地区市民館近くの交差点=豊川市桜町で
桜町検討委が交通量の再調査を求める桜町地区市民館近くの交差点=豊川市桜町で

カテゴリー:社会・経済

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