新城で11月「いいじゃん!カード」発行

　新城市内で11月、新たなポイントカード「「いいじゃん！カード」が発行される。加盟店を利用することでポイントが付き、貯まったポイントは買い物やイベントなどで使うことができる。商工会の合併により、旧新城市内だけだった利用可能エリアは鳳来、作手と市内全域の加盟店になる。カードの名前とデザインは市内小学生から募集して選んだ。
　新城カード事業協同組合（中村孝行理事長）が市内での買い物を促そうと地域商工業活性化を図ろうと行う。従前の「さくらカード」は市町村や商工会の合併前の１９９７（平成９）年から行われており、旧新城市エリアの店での利用可能だった。鳳来町と作手村の商工会と合併したのを機に、新たな事業展開を考え今年３月で終了した。
　カード加盟店は61店舗。商店のほか建築業もある。１００円（税抜き）ごとに１ポイントが買い物客に付与。店ごとで「お買い物ポイント」「来店ポイント」などが付くよう設定できる。貯まったポイントは加盟店のでの買い物だけでなく、抽選会や商品交換など関連イベントでも使うことができる。
　また、機械にカードをかざすだけのＩＣカード型で財布に入ったままでも読み取りできる。
　組合ではカード事業の認知度を高めようと名称とデザインを市内全小学校に募集。名前は黒谷美空さん（東郷西４）、デザインは鈴木志麻さん（新城５）夏目隼汰君（東郷西１）のものを取り入れた。
　カードは加盟店で配布している用紙で申請。無料で発行するという。問い合わせは新城カード事業協同組合（新城市商工会内０５３６・24・１０３４）へ。
（安藤聡）