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豊橋市に「くればぁ」が防水シート寄贈

水ピタ防水シートに水を掛けての実演=豊橋市役所で
水ピタ防水シートに水を掛けての実演=豊橋市役所で
水ピタ防水シートを佐原市長に渡す中河原社長=同
水ピタ防水シートを佐原市長に渡す中河原社長=同

 高性能マスクなどの製造、販売で知られるくればぁ(豊橋市、中河原毅社長)が11日、地域貢献として、浸水対策に役立つ自社商品「水ピタ防水シート」を豊橋市に寄贈した。従来より水圧に耐えられるようにするなど6月にリニューアルしたばかりの最新のシート100㍍(50万円相当)を贈った。
 同シートは、高性能マスクに採用しているメッシュ(網目織り)フィルターに特殊な加工を施し、耐水圧性と超撥水性を兼ね備える。同フィルターの穴の大きさが細かく、空気は通すが「水は通さない」というシート。3年前の発売以来、公共や民間から注文を受けている。
 シートは玄関やガレージのシャッターなどへ簡単に貼ることができ、浸水を防止。水かさが増し、水圧がかかるとシートが隙間に入り込み、さらに浸水を防ぐ。
 これまでに鬼怒川豪雨など各地の災害で浸水を免れた事例があり、タイの洞窟で少年ら救助の際にも役に立ったという。
 贈呈式が市役所であり、中河原社長からシートを受け取った佐原市長は「マスクで培った技術や、新しいチャレンジをするDNAを持つ会社。市としては万が一の際、人の命、まちの財産を守るため、防水シートを活用できるよう準備を怠らないようにする」と述べた。
 式後、市庁舎の1階出入口に貼り、中河原社長が放水して実演、水を通さないことを紹介した。 防水シートは、リニューアルで耐水圧性を高めたほか、浸水域を考慮し、幅を10㌢長くして1・5㍍にした。中河原社長は「土を詰めるのが大変で、重たく、置き場所にも困る土のうに代わる防水シート。隙間からの浸水も防ぐ」と説明し、寄贈については「社会貢献の輪を広げていけたら」と話した。
 シートは、台風時に土のうを積んでいるライフポートとよはし、地域福祉センター3施設(八町、大清水、牟呂)の計6施設で活用を予定している。
(中村晋也)

 高性能マスクなどの製造、販売で知られるくればぁ(豊橋市、中河原毅社長)が11日、地域貢献として、浸水対策に役立つ自社商品「水ピタ防水シート」を豊橋市に寄贈した。従来より水圧に耐えられるようにするなど6月にリニューアルしたばかりの最新のシート100㍍(50万円相当)を贈った。
 同シートは、高性能マスクに採用しているメッシュ(網目織り)フィルターに特殊な加工を施し、耐水圧性と超撥水性を兼ね備える。同フィルターの穴の大きさが細かく、空気は通すが「水は通さない」というシート。3年前の発売以来、公共や民間から注文を受けている。
 シートは玄関やガレージのシャッターなどへ簡単に貼ることができ、浸水を防止。水かさが増し、水圧がかかるとシートが隙間に入り込み、さらに浸水を防ぐ。
 これまでに鬼怒川豪雨など各地の災害で浸水を免れた事例があり、タイの洞窟で少年ら救助の際にも役に立ったという。
 贈呈式が市役所であり、中河原社長からシートを受け取った佐原市長は「マスクで培った技術や、新しいチャレンジをするDNAを持つ会社。市としては万が一の際、人の命、まちの財産を守るため、防水シートを活用できるよう準備を怠らないようにする」と述べた。
 式後、市庁舎の1階出入口に貼り、中河原社長が放水して実演、水を通さないことを紹介した。 防水シートは、リニューアルで耐水圧性を高めたほか、浸水域を考慮し、幅を10㌢長くして1・5㍍にした。中河原社長は「土を詰めるのが大変で、重たく、置き場所にも困る土のうに代わる防水シート。隙間からの浸水も防ぐ」と説明し、寄贈については「社会貢献の輪を広げていけたら」と話した。
 シートは、台風時に土のうを積んでいるライフポートとよはし、地域福祉センター3施設(八町、大清水、牟呂)の計6施設で活用を予定している。
(中村晋也)

水ピタ防水シートに水を掛けての実演=豊橋市役所で
水ピタ防水シートに水を掛けての実演=豊橋市役所で
水ピタ防水シートを佐原市長に渡す中河原社長=同
水ピタ防水シートを佐原市長に渡す中河原社長=同

カテゴリー:社会・経済

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