豊川市が保育所予約制度開始へ

　豊川市は「子育てするなら豊川市」を掲げる山脇実市長の政策の一環で、育児休業を終えた保護者が育児休業取得前の仕事に復帰する場合、事前に保育所入所を予約できる制度を開始する。対象は２０１９年５月から翌年３月までの入所で、来月５日から19日まで受け付ける。
　対象となる人は、今月30日時点で児童を出生しており、０～２歳児クラスの入所を希望する児童であること。保護者が育児・介護休業法などの法律に基づく育児休業（産休中で、産休後に育児休業を取得する場合も含む）期間を終了し、育児休業取得前の仕事に復帰するため、保育を必要とする児童であり、育児休業から復帰する保護者自身の社会保険加入（被扶養者を除く）のすべてを満たしていることが条件となる。産休中や育児休業中に、休業前に勤務していた職場を退職した場合は、その時点で対象外となる。
　入所予約受け入れ予定数は40人程度。申し込みには専用の申込書や、就労先の事業所が作成・交付した育児休業の許可に関する書類などの写し、母子健康手帳などが必要となる。保育園ごとによる受け入れ枠数など、問い合わせは市保育課（０５３３・89・２２７４）へ。
　10月１日から来年３月31日までに出生した児童の保護者を対象に、来年９月から２０２０年３月の入所で２次募集も予定する。
（由本裕貴）