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三河市民オペラ 音楽賞を受賞

受賞を報告する鈴木代表㊧と佐藤副実行委員長=豊橋市役所で
受賞を報告する鈴木代表㊧と佐藤副実行委員長=豊橋市役所で

 三河市民オペラが昨年5月にアイプラザ豊橋で上演した2017年公演「イル・トロヴァトーレ」が第26回三菱UFJ信託音楽賞を受賞した。同制作委員会の鈴木伊能勢代表と佐藤裕彦副実行委員長が25日、豊橋市役所で会見を開き、その喜びを語った。
 「地域ぐるみで熱い舞台と熱い客席を作って、当日の上演の中で一体となって盛り上がった、それがどこにもない空気として高く評価していただいたことをとてもうれしく思う」と鈴木代表。
 同公演は市民やスタッフ、出演者のほか、210の地元スポンサー、30の後援団体、東三河5市などの共催で開かれ、「全国中でこれだけ地域ぐるみでオペラを制作している団体は他にない」と評価されたという。また、これまでの日本におけるオペラ公演の中でも「たぐいまれな公演」として記憶される作品であろうと評価されたことに対して鈴木代表は大きな喜びを表した。
 同団体は06年に豊橋市制100年周事業としてのオペラ上演を皮切りに、三河の音楽文化の発信のため、地元の経済人が中心となり企画・運営・実施を行っている。09年の「カルメン」、13年の「トゥーランドット」も賞を取っており、今回の同賞受賞で助成を受けた昨年の公演の中で最高の評価を受けた。
 鈴木代表は「われわれが考えるオペラとは、舞台だけではなく、熱い舞台と熱い客席を作って、ともに楽しんで感動を与えるべきもの」と述べ、その思いがスタッフやソリストが共感してうまく呼吸があったという。「ここまで上り詰めたことをうれしく、ありがたく、関わったみんなと『よかったね』と喜びあえることを大変うれしく思う」と話した。
 来年2月2日には「イル・トロヴァトーレ」に出演したソリストや演出家をメインに受賞記念コンサートの開催を予定している。
 鈴木代表は、「もっと高いレベルに、全員がもっと感動するようなものを目指して、もう一度スタートを切っていきたい」と今後の抱負を述べた。
(井嶋義典)

 三河市民オペラが昨年5月にアイプラザ豊橋で上演した2017年公演「イル・トロヴァトーレ」が第26回三菱UFJ信託音楽賞を受賞した。同制作委員会の鈴木伊能勢代表と佐藤裕彦副実行委員長が25日、豊橋市役所で会見を開き、その喜びを語った。
 「地域ぐるみで熱い舞台と熱い客席を作って、当日の上演の中で一体となって盛り上がった、それがどこにもない空気として高く評価していただいたことをとてもうれしく思う」と鈴木代表。
 同公演は市民やスタッフ、出演者のほか、210の地元スポンサー、30の後援団体、東三河5市などの共催で開かれ、「全国中でこれだけ地域ぐるみでオペラを制作している団体は他にない」と評価されたという。また、これまでの日本におけるオペラ公演の中でも「たぐいまれな公演」として記憶される作品であろうと評価されたことに対して鈴木代表は大きな喜びを表した。
 同団体は06年に豊橋市制100年周事業としてのオペラ上演を皮切りに、三河の音楽文化の発信のため、地元の経済人が中心となり企画・運営・実施を行っている。09年の「カルメン」、13年の「トゥーランドット」も賞を取っており、今回の同賞受賞で助成を受けた昨年の公演の中で最高の評価を受けた。
 鈴木代表は「われわれが考えるオペラとは、舞台だけではなく、熱い舞台と熱い客席を作って、ともに楽しんで感動を与えるべきもの」と述べ、その思いがスタッフやソリストが共感してうまく呼吸があったという。「ここまで上り詰めたことをうれしく、ありがたく、関わったみんなと『よかったね』と喜びあえることを大変うれしく思う」と話した。
 来年2月2日には「イル・トロヴァトーレ」に出演したソリストや演出家をメインに受賞記念コンサートの開催を予定している。
 鈴木代表は、「もっと高いレベルに、全員がもっと感動するようなものを目指して、もう一度スタートを切っていきたい」と今後の抱負を述べた。
(井嶋義典)

受賞を報告する鈴木代表㊧と佐藤副実行委員長=豊橋市役所で
受賞を報告する鈴木代表㊧と佐藤副実行委員長=豊橋市役所で

カテゴリー:社会・経済

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