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豊川稲荷前の高層マンション建設で反対運動

高層マンションの計画地となっている敷地。建設反対を訴える看板が並ぶ=豊川市幸町で
高層マンションの計画地となっている敷地。建設反対を訴える看板が並ぶ=豊川市幸町で

 豊川市幸町で、豊川稲荷前の敷地に高層マンションの建設計画が立ち上がり、一部の周辺住民から反対の声が上がっていることが分かった。住民らは日照や工事車両による安全面の不安を訴え、事業者は地域に配慮し、いまだ未着工の状態だ。
 計画地は豊川稲荷境内のすぐ南側で、3月で営業を終了した旧料理旅館「伊勢屋本店」の跡地。約1853平方㍍の敷地に地上15階建て、高さ44・45㍍の高層分譲マンションを建設し、75戸が入居できる計画となっている。高さ44・45㍍は、現時点で市内のマンションで最も高いポレスターセントラルシティ豊川(諏訪2、44・53㍍)に匹敵する。
 伊勢屋本店の建物は撤去され、現在は更地となっているが、計画を知った周辺住民らがマンションが建つことで日影となる日照の問題や、工事車両が行き交うことによる危険性から反対を訴えている。計画地の南側100㍍圏内には豊川小学校もあることから、通学する子どもたちへの安全も心配される。
 マンションの事業者で、大阪市に本社を置くサンヨーホームズはすでに住民向けの説明会を開いて意見交換を行っており、住民の理解を得るために今後も実施する構えだ。当初は9月初旬に着工し、2020年9月下旬に完成する計画だったが、住民に配慮してまだ工事は始めていない。
 市の建設部は「住民と業者が話し合う機会が大切で、そういった機会が失われないように市としてもアドバイスをしていきたい。業者には多くの住民から理解を得られるように進めてほしい」と話している。
(由本裕貴)

 豊川市幸町で、豊川稲荷前の敷地に高層マンションの建設計画が立ち上がり、一部の周辺住民から反対の声が上がっていることが分かった。住民らは日照や工事車両による安全面の不安を訴え、事業者は地域に配慮し、いまだ未着工の状態だ。
 計画地は豊川稲荷境内のすぐ南側で、3月で営業を終了した旧料理旅館「伊勢屋本店」の跡地。約1853平方㍍の敷地に地上15階建て、高さ44・45㍍の高層分譲マンションを建設し、75戸が入居できる計画となっている。高さ44・45㍍は、現時点で市内のマンションで最も高いポレスターセントラルシティ豊川(諏訪2、44・53㍍)に匹敵する。
 伊勢屋本店の建物は撤去され、現在は更地となっているが、計画を知った周辺住民らがマンションが建つことで日影となる日照の問題や、工事車両が行き交うことによる危険性から反対を訴えている。計画地の南側100㍍圏内には豊川小学校もあることから、通学する子どもたちへの安全も心配される。
 マンションの事業者で、大阪市に本社を置くサンヨーホームズはすでに住民向けの説明会を開いて意見交換を行っており、住民の理解を得るために今後も実施する構えだ。当初は9月初旬に着工し、2020年9月下旬に完成する計画だったが、住民に配慮してまだ工事は始めていない。
 市の建設部は「住民と業者が話し合う機会が大切で、そういった機会が失われないように市としてもアドバイスをしていきたい。業者には多くの住民から理解を得られるように進めてほしい」と話している。
(由本裕貴)

高層マンションの計画地となっている敷地。建設反対を訴える看板が並ぶ=豊川市幸町で
高層マンションの計画地となっている敷地。建設反対を訴える看板が並ぶ=豊川市幸町で

カテゴリー:社会・経済

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